The股関節note
股関節に関する内容をズラ〜っと書きます。股関節に関するnoteはまだ書いていなかったので、まとめておきます!
などなど。股関節に関する悩みは臨床でも多いと思います。
これらの臨床における悩みを解決する1つとしてhip noteが役立てばと思います。
解剖学〜運動学〜そして評価・治療と疾患別のデータベースまでをまとめていきます。特に臨床でどう活かす?その知識!的な部分を多めにしています。
ちょっと長くなりますが・・w
どうぞよろしくお願いします^^
ではいきます!!
※さらにnote内にもsway back postureに対するオンラインセミナー1時間載せています!
そもそも股関節って大事なの?
はい、大前提として。めっちゃ大事です。
教科書的に記すならば
はい。大事です。
めちゃくちゃ。
その理由としてざくっとあげると
・下半身と体幹をつなぐ関節である
・下半身と体幹をつなぐ筋肉がある
だからです。
つまり股関節は体幹への影響だけでなく、膝・足関節への影響も与える部位です。人間の足の根っこは「股関節」です。この関節の理解なしには臨床は語れません。。。という前置きから始まります^^
ではいきましょう。
内容としてはテキスト2万字に加えて動画も1時間以上あります。セミナーみたいな感じでみてくれると良いですね^^もちろん質問もLINE@から答えます。
ではいきましょうー!!
股関節の基礎的な解剖とバイオメカニクス
はい、ざくっと解剖とバイオメカニクスいきます!
股関節は寛骨臼と大腿骨が成す関節です。解剖学的には「球関節」ですが肩関節と異なるのは安定性です。受け皿である寛骨臼は大腿骨頭の2/3がおさまるようにできているので、非常に安定しています。
さらに寛骨臼には関節唇の存在により、関節表面の増大22%、容積の増大33%と密着させて、陰圧を作り関節にかかる負担を減らしてくれます。
さらに股関節の関節包靭帯が安定性をグイッと引きあげます。
があります。
でポイントは。伸展位(立位)で全て緊張し、屈曲位で弛緩するという特徴です。コレは関節内圧の関係から考えても痛みが強い時に伸展位を取りたくないことがよくわかりますね。
つまり臨床で例えると→痛みが強い人に股関節伸展運動から行うのはNGということにつながります。
コレが知識と臨床をつなぐということです。
そうそう。肩と似ていますね、股関節は↓
で後ほど説明しますが
大腿骨には前捻角と頚体角の2つの角度があります。受け皿の寛骨臼にも寛骨臼前傾角があります。
この2つの角度の関係から、股関節は「前上方」にストレスが加わりやすくなります。なので、大腿骨側と臼蓋側の関節軟骨も前上方で厚くなっています。
股関節3つのインナーマッスルで股関節を守る
関節唇や靭帯の解剖学から考えてみても股関節はとにかく「安定性」を高めたいんです。じゃあ僕らがアプローチするものとして「筋肉」があります。
この筋肉は股関節にどう安定性をもたらすのか?と考えた時に。
「大腿骨頭のすぐ近くをとおる筋肉」
コレが重要になりそうですね。
はい、いわゆるインナーマッスルです。股関節のインナーマッスル の役目になる3つの筋肉を紹介します。
1大腰筋(大腿骨の前側をサポート)
2外旋筋群(大腿骨の後方をサポート)
3小臀筋(大腿骨を求心位にキープしてくれる)
です。
1股関節前方を支えてくれる大腰筋
この大きな大腰筋は大腿骨小転子〜腰椎の横突起まで付着する長い筋肉です。その走行を考えれば大腿骨が前方からしっかりと守られているのがわかります。
大腰筋の作用は圧縮力と側屈機能です。(特にL4/5で大きい)
矢状面上の屈曲という動作は腸骨筋がメインなのです。
つまり大腰筋を機能させるためには圧縮力を高めるような運動や腰椎側屈運動が重要になるということです。
2股関節後方を支えてくれる外旋筋群
股関節後方には表層の筋肉と深層の筋肉があります。
になるので。
もちろん深層外旋六筋が重要になります。外旋筋は微妙に走行が異なるので、細かく作用を伝えると
・梨状筋は股関節外転作用
・双子筋は前額面上ではほぼ作用なし
・大腿方形筋は股関節内転作用
・梨状筋は股関節屈曲60°から逆転作用(内旋出力に変わる)
となっています。
トレーニングするときは
・屈曲位での外旋
・伸展位での外旋
・外転角度を分けて外旋
とシンプルにやりましょう。
3小臀筋
内旋筋の主動作筋はないんですが、補助としては小臀筋・大腿筋膜張筋、中臀筋、半膜様筋、半腱様筋が作用するのは知っておきましょう。
そこで「小臀筋」が最近着目されています。
この筋肉は関節包上部に付着しているので大腿骨をインナーマッスルようにリードして動かしてくれるんじゃないの?といわれています。さらに関節を圧縮してくれる能力も報告されています。
じゃあどうやって小臀筋を使ったらいいの?
コレをを狙ってトレーニングしてみましょう。
実際の臨床で使えるインナーマッスル トレーニング
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