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#松井コラム

膝関節における痛みの原因を知ろう!【痛みに関わる4つの原因】

火曜日ライターの松井です! 突然ですが、今月でPhysio365のライターを辞めることになりました。 理由は伏せますが、辞めさせられたわけではないですよ。笑 約4年間、Physio365を続けてきて、こんなに続いたのかというのが驚きですし、それを感じさせないくらいあっという間でした。 それもライターの皆さん、読者の皆さんのおかげです。 個人的に発信活動は続けていくので、これからも応援してくれる方がいれば嬉しいです。 今日の記事でPhysio365ライターとして書く

肩関節疾患はこう評価する!基本的な評価と介入の進め方

火曜日ライターの松井です! 最近は肩関節疾患の患者さんを診る機会が増えているのですが、やはり改めて肩関節疾患は難しいなーと感じております。 でも、個人的に一番好きなのも肩関節疾患なので、上手くいかない症例もいますが、必死に頭をひねってあの手この手を考えています。 そこで、今回は僕が個人的に一番好きな肩関節についてのテーマを持ってきました。 臨床で肩関節疾患を評価・介入する際のポイントを僕なりの解釈でお伝えしていきます!

圧迫骨折に対する運動療法の注意点

火曜日ライターの松井です! 最近は圧迫骨折の方を担当する機会が多いのですが、今思うと若手の頃は安易に考え過ぎていたなーと思います。 と言うのも、同じ椎体レベルの圧迫骨折であっても、痛みの訴え方や程度は全然違いますし、ある程度期間が経過しても強い疼痛が変わらなかったりと、奥が深いです。 若手の頃に深く考えず運動療法を指導していましたが、中々疼痛が軽快しない症例は何が起こっていたのか。 改めて考えさせられます。 そこで、今回は圧迫骨折後の運動療法を行う際の注意点をまとめて

ただ伸展させればいいわけではない!多裂筋の機能を高めるための考え方

火曜日ライターの松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰痛をはじめ、円背を呈する高齢者にも多裂筋の機能は重要です。 ですが、効果的に多裂筋はどうやったら働くでしょうか? ただ体幹を伸展や回旋させれば働くでしょうか? 大腿四頭筋や三角筋のように大きな筋肉で、可動性も大きい関節に働く筋肉ではないので、そのように単純にはいきません。 今回は多裂筋を働かせるために必要な知識をまとめましたので、これを参考に多裂筋の機能を高めてみてください!

動きを変える!ストレッチポールを使った運動療法のメリットと実践

火曜日ライターの松井です! 皆さんは運動療法を指導する際、道具を効果的に使っていますか? 周りを見ると、意外と何も使っていない方が大多数なのですが、道具を使えば使わないよりも効果を高くすることもできます。 そこで、今回はストレッチポールを使った運動療法を紹介していきます。 これを機に今までストレッチポールを使えていなかったなーという方は一度使ってみることをお勧めします!

自主練習をやってくれないのはセラピストのせいかも?継続してくれない3つの要因

火曜日ライターの松井です! 僕は普段、外来リハビリも担当していまして、自主練習を指導することがよくあります。 外来でなくても、ある程度症状が落ち着いていて、自主練習もできる方には入院のリハビリでも指導することがあります。 自主練習を指導したことのあるセラピストならあるあるな悩みかと思いますが、「自主練習をしてくれない」という悩み。 これって患者さんが悪いのでしょうか? セラピストが工夫できることはないでしょうか? 運動器はもちろん、脳血管や内部障害に対するリハビリで

無意識に負担をかけているかも?骨折の形状別にリハビリでの注意点を解説

火曜日ライターの松井です! 急性期の整形病棟で勤務していると、骨折でリハビリのオーダーが出ることは珍しくありません。 大腿骨頚部骨折や転子部骨折、上腕骨頚部骨折、腓骨骨折、圧迫骨折など、骨折による疾患は多岐にわたりますよね。 よくある疾患だけに、慣れてくると「あぁ、大腿骨の頚部骨折ね。はいはい。」といった思考になりがちですが、これは実は危険です。 同じ大腿骨頚部骨折という疾患名でも、折れ方が全く同じ方はいません。 折れ方によってリハビリで注意する点も異なるので、必ず

リハビリ前の画像所見の確認は必須!リハビリに活かすための画像の診方

火曜日ライターの松井です! 4月から新人さんの指導を任されていますが、「この方、大腿骨の骨折だけど、どこが折れてるの?」と質問しても、答えられないことが何度かありました。 そもそも、レントゲンやCTを確認していませんでした。 同じ大腿骨頚部骨折という病名でも、折れ方は人それぞれ必ず違います。 なので、「あー、はいはい、大腿骨頚部骨折ね。」と終わらせるのではなく、必ず画像所見はセラピストも確認しないといけません。 確認しないままリハビリを進めると、良かれと思ってやって

腸脛靭帯が緊張すると良くない?原因と運動療法を解説

火曜日ライターの松井です! 突然ですが、皆さんは臨床で腸脛靭帯を評価していますか? 腸脛靭帯は多くの筋や骨と連続性を有するため、その張力は連続性のある筋の収縮や伸張、関節角度の影響を大きく受けます。 特に下肢疾患では、股関節と膝関節を繋ぐ組織なので、腸脛靭帯を評価することが1つのポイントとなることも多いです。 今日はそんな腸脛靭帯について、もう一歩踏み込んで考え、そもそもどういった組織なのか、どんな影響を及ぼすのか、どんな役割を持つのかを解説していきます。 多くの筋

THA術後の疼痛、重だるさに運動療法が著効した症例

火曜日ライターの松井です! 今日はTHA術後の症例を外来で担当する機会があり、無事に外来終了となったので、問題点の考え方、運動療法の方法などを紹介します! THAだけでなく、股関節疾患の方なら全般的に考え方としては参考になる内容だと思うので、股関節疾患の方を担当していて悩んでいる方は是非お読みください!

腰下肢痛のリハビリで悩んだら読んでほしい【腰下肢痛の評価~治療介入まで】

火曜日ライターの松井です! 腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など、腰下肢痛を呈する疾患や病態は多くあります。 多くあるが故に、的確に評価して介入しないと、いまいち効果が薄いということはよくあります。 ですが、障害レベルと症状が一致しなかったり、痛みに再現性がなかったり、臨床的に難しい症状の1つだとも言えると思います。 今回はそんな腰下肢痛の評価から介入をスムーズに進めるための考え方を解説していきます。 疼痛の分類

高齢者でもできる体幹の運動療法【汎用性のある7つの運動療法を紹介!】

火曜日ライターの松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症など、脊柱疾患を診る機会が増えたので、改めて体幹の運動療法について考えてみました。 僕が体幹の運動療法を行う際、どのような点を意識しているのか、どのような点に注意しているのか、どんな運動療法を行うのか。 これらについてまとめてみました。 僕は急性期の病院勤務なので、必然的に対象は高齢者が多くなりますので、それを前提に考えています。 体幹の運動療法を行う際の目的体幹の運動療法を行う際、何を目的に

足関節拘縮のアプローチ【アキレス腱以外の2つの要因】

火曜日ライターの松井です! 腓骨骨折や三果骨折、アキレス腱断裂など、整形病棟にいると足関節疾患の症例も多く見ますが、術後は免荷から始まることが多いです。 そのため、他の関節に比べると足関節は特に制限が強く残りやすいと感じます。 いざ荷重開始となってから焦って可動域を出そうとしても遅いです。 免荷中のうちから如何に可動域制限を作らないかと考えるには、制限因子となりやすい組織を知っておき、それに対するアプローチ方法も知っておくことが大事です。 そこで、今回は足関節拘縮に

股関節拘縮のアプローチ【術後に制限因子となりやすい4つの筋肉】

火曜日ライターの松井です! 今年度から急性期病棟に移って、術後の整形疾患の方をゴリゴリ見ておりますが、THA後や人工骨頭置換術後の股関節可動域の獲得は中々難渋する症例もいますね。 歩行は自立できても、靴や靴下、下着などを履くための可動域が今ひとつ足りないという症例が何名かおられました。 あの手この手で履き方を指導したり、可動域の拡大を狙って介入していますが、僕と同じように悩む方も多いと思います。 そこで、今回は股関節の可動域制限に対するアプローチを機能解剖からおさらい