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20200125〜26 沖縄

私は今まで過去2回沖縄へ行ったことがある。
初めて行ったのは小学何年生かの冬休み、祖父母が参加する老人会の旅行に何故かついて行った。私以外は老人ばかりだったのでチヤホヤされてとにかく頰をプニプニされまくった記憶がある。
2回目は2014年、当時私が爆裂にハマっていたBiSの解散ライブが横浜アリーナで行われた翌日、台風一過の沖縄にギリギリ上陸できた。女3人で守礼の門で琉球衣装を着て撮影をするなど、大人になってから行く沖縄はこんなに楽しいのか!とエンジョイした。
で、それからずっと沖縄に行く機会を探していた。何かしらないかなーと思っていたところ、時は来た!ナンバーガールが沖縄でライブをするじゃないの!!絶対行きたいと念じたところ、どうやら穴場だったらしくライブのチケットも無事に確保できた。

沖縄でライブをどうしても見たかったのには理由があった。以前ZAZEN BOYSの沖縄でのライブ音源がネットで配信されていた。なんだかアツいヤバいライブ音源だった。当時のZAZENのキレキレな演奏と、沖縄のオーディエンスの熱が混じり合ってある種カオティックだったからだ。

3回目の沖縄。今回は往復ともピーチを利用して交通費は16,210円。
那覇空港に到着すると気温は26度。久々の夏感ある気候。快適。半袖でもいける。日差しも若干強め。帽子を持ってこず後悔。
まさかの札幌在住の友人に出迎えをしてもらい、那覇の中心地を目指す。目に入る景色や建物の作りがいかにも沖縄!で、テンションが上がる。
遅めの昼食を食べに、ハイウェイ食堂へ。

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前にZAZENが沖縄でライブをした際打ち上げに使っていたお店である。そのこともあり絶対に来たかった。幸い、ZAZENの面々が座っていたのと同じテーブルに座ることができたので同じ構図で写真を撮った。これは我々の趣味の"向井秀徳ごっこ"である。

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席に着くと店員さんがメニューを持ってきてくれるのだが、その情報量が物凄い。迷う。
食券機の前に立つとこれまた悩む。

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私の中のルールで「迷ったら日替り定食!」というものがあるが、日替り定食の選択肢は無かった…。量が半端ないという事前情報は得ていたがあえてのチャレンジ、Aランチ。

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好きなもんしか入っていない。ビールもキンッキン…もはや冷え冷えすぎてギンッギン!オリオンビールであり乾杯!!美味い…ビール好きで本当に良かった…。

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ボリュームたっぷりのAランチと完食するか殺されるかの戦いを終えた。ランチ本体は何とか食べ切れたがスープが中々の強敵。クラムチャウダーみたいなシチューみたいな…。スープにはさすがに負けた。ごちそうさまでした。
友人が入手していた馬刺しも美味しかった…馬刺しはヘルシーだから0キロカロリー。1パック500円は驚き!

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今回の宿は、ホテル沖縄 with サンリオキャラクターズ。まるでサンリオショップのようだがホテル。

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まず扉を開けるとロボットキティーさんに出迎えられる。お疲れ様です。

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沖縄テイストの皆様、かわいすぎるでしょ…。
キャラクターごとの部屋が用意されている。今回予約していたのは…

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プリンさんルーム。短い手足でちゃんとパーランクーらしきものを叩けるのかが心配である。お菓子だけじゃなく、なんといちご新聞が置いてあった。

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いちご新聞を読むだなんていつ振りだろう。ポチャッコさんのことが愛おしくなる内容だった。

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自分の名前が印字されてる可愛いルームキーを発行してもらえるのも嬉しかった。もちろん持って帰れる。
部屋でしばしゆっくりし、目指すはナムラホール 。沖縄はタクシーが安い。かなり重宝した。初ナムラホール。ライブハウス前にコンビニがあるとそこはもう居酒屋。ここが日本の中心地か!?となる程見覚えのある面々が揃っていた。冒頭に書いたBiSを介して知り合った人々と再会。なぜに!?おもろ!そう、オタクは沖縄が大好き。

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元々ダンスホールだったというのが納得な激シブライブハウス。まさに「ちょうどいい」。ドリンク販売も食堂と同じく食券機制。スペースにゆとりがあり金沢からのギャップが凄い。

ライブ前の緊張は流石にましになってきたが、毎回「本当に今からナンバーガールが出てくるのか…?」と訳が分からなくはなる。今回のツアーは開演待ちのBGMが無く、メンバーが出てくるまで無音。だからこそ客席照明が落ち、登場SEのマーキームーンが流れるまでの無音がとてつもなく高まる。もはやしんどくなる。

割と見やすく、来てよかったー!と浸っていると、前から4人程後ろに下がってきた。その前にもチラホラ前方から抜けてきた人がいたから、行くしかない!!と前に駆け寄った。かなり上手側ではあるが2列目をキープすることができた。
向井が汗だくすぎて、飲んでいるステージドリンクが酒ではなくポカリであることを祈った。今後こんな近くでナンバーガールを見れることはもうないかもしれないと、じっくりとひさこさんのギタープレイを吟味させて頂いた。職人、まじ職人。
今まで行った2か所ではやっていなかった曲もセトリに入っていて、何だかお得感があった。
予想通りオーディエンスの熱量も物凄く、格別なライブだった。飛び交う本場の指笛。私は見ていないがカチャーシーを踊っていた人もいたようで、まじちゅらさん。美しい。
見る度に、ナンバーガールがナンバーガールになっていっている。ナンバーガールなんです。
ライブの詳細はネタバレ回避の為、後日まとめて更新したい。できるかな。記憶探しの旅しよ。

ライブ後もアツイ那覇の夜だった。

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ビアパブで話をしていると、隣にいた女性が帰るタイミングで「私もナンバガ見に行ってたんですよ〜」と声をかけてきてくれた。もー!早く言ってよ〜!福岡にてひとりでライブを見た後、高ぶりすぎて知らない人に声をかけまくりたかった私には女性の気持ちがわかる。

ありがたいことにこの日は、知り合いや友人の友人らが沢山沖縄に集結していたこともありベラベラ感想を共有しまくれた。知り合いの中でも一番人数が多かったのが上記にもあるアイドルオタク時代の知り合い。インターネットでよく見る人達だらけで、会ったことない人も初対面な気がしなかった。不思議なもんだ。私は当時BiSとナンバーガールは似ていると言い続けていた。謎の縁。このブログが読まれていたことも知り驚いた。嬉し恥ずかし。
個人的にエモすぎる出会いもあり震えまくっていた。気付けば1時過ぎまで飲んでいた。

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シメのステーキ、なぜかまたハイウェイ食堂にて。夜の向井ごっこもできて満足。

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即寝、起床、プリキュア、最終回。(向井のMC風)

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スーパーにて土産調達。誘惑が凄い。島にんじん、沖縄そばの生麺、ダシ、ジーマミー豆腐、軟骨付きソーキ、豚肉みそ、75ビール、WATTA、くんぺん、紅芋タルトを購入。旧正月のタイミングだったので、くんぺんと紅芋タルトは一つずつ小売されていた。かさばらないのでありがたい。

旅をする時は、よりローカルに現地の人との交流をしたいと考えるようになり、いい所はないかなと探していたところ、こちらのnoteを読み、これは行かなあかん!!と直感したゲンキ食堂へ向かう。
おばあさんがひとりで切り盛りしてることもあり、営業時間があってないものとはどこかで情報を得ていたので電話してみるも、留守。あやしいがとりあえず行ってみた。現在地から徒歩10分ちょいと書いていたが、途中軽い坂もあったし近くはなかったかな。
いてくれ…おばぁ…いてくれ…!と、願っていると、そこには、めんそ〜れCHANCEが!

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何!!!
そして…

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ガッツリ閉まってた。
まりやと達郎もビックリさぁ〜。

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これはリベンジしなければ。絶対に。執念。

那覇空港へ。初のA&W。

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ルートビアは飲んだことがあったけど、ハンバーガーを食べるのは初めて。
空港店はメニューが最低限だけど、初心者には逆にそれがありがたかった。事前にネットでメニューを見ていたら、食べたいものしかなくて困っていた。

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ベルをガチャガチャ鳴らし退店。
沖縄といえば沖縄ファミリーマート。北のセイコーマート、西の沖縄ファミリーマート。
ポーク玉子おにぎりとビールを買い、ホクホク。

搭乗を待つ間に食べたブルーシールのソフトクリーム。

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思えば甘いものを食べていなかった。というか気になる飲食店をリストアップしていったのに全然行ってなかった。でも楽しかったから問題なし。もはやまた沖縄へ行く理由ができた。

帰りの飛行機では、今日はわりと揺れるぞと脅され続けた。飛行機は得意か不得意かでいうと、まぁまぁ不得意。耐えた。シート横並び6人中4人がナンバーガール遠征民というまさかの人口密度で耐えた。(2人は知らないアベック)

ウチナーグチ(方言)でチムドンドンという言葉がある。胸がドキドキ高鳴る様子のことらしい。まさに今回の沖縄はチムドンドンの連発だった。また沖縄でナンバーガールのライブが見たい。是非再びお願いしたい。

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次回、大阪、チケット、1枚、夫分、探し中。(向井のMC風)

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