アルコールだけでストレスを解消するのが危険な理由

コロナの状況下で溜まったストレスをアルコールで解消のは危険かも、という話と、それでもお酒飲みたい!という人の為のリスク回避策を書こうと思います。アメリカではアルコールが原因の死亡率が20%ほど増えているようです。

コロナの影響で自宅飲みが流行っている

コロナ自粛の影響で自宅で飲むことが多くなり、摂取量のコントロールが難しくなっているようです。外でなら閉店や終電などで自然とセーブされていたお酒の量が、家だと何となく増えてるということでしょうか。そして、それが原因で体調を崩す人も多くなっているみたいですね。

アメリカでは、コロナの影響でアルコールが増え、アルコールが原因の病気で死亡者が増えているというレポートが発表されています。どれだけ飲んでるんだ?とも疑問に思いますよね。ロックダウンの影響でアルコールの利用が14%も上昇しているようです。特に深酒をする人は41%増とのこと。もの凄いストレスを抱えているんだなと分かる数値ですね。。。

アルコールが脳や身体に及ぼす悪影響

アメリカのアルコール研究所(NIAAA)では、純アルコール60ml以上飲むと深酒と定義されています。500mlのビール3本ぐらいですかね?当然ですが深酒は必要以上に身体に悪影響を及ぼします。では、どのくらい悪影響があるのでしょう?

アルコールが影響を及ぼす範囲はとても広いです。脳や高血圧、鬱などの精神疾患、肝臓などの癌などなど。当然のことですが未成年の飲酒は臓器が未発達な分、悪影響のリスクは高くなります。

あまり知られていないリスクとは?

男性はアルコールによる身体的なリスク(高血圧や心臓疾患など)にリスクを抱えています。女性は脳に対する影響と乳がんのリスクが高いようです。乳がんは意外でした。このリスクを知っている人は少ないのではないでしょうか。70%の女性がこのリスクを知らなかったという調査結果もあります。

因みに、全く飲まない人と毎日少量でも飲む人を比べると10%近く発症リスクが違うようです。

とはいえ、飲みたいですよね

ここまで悪影響ばかり書きましたが、飲みたいと思う人も多いと思います。私もお酒は好きです。飲みたいです。

お酒のリスクを回避するには、ウォーキングやHiitなどの心拍数を上げる運動を定期的に行なっているのが効果的と言われています。アルコールによって肝臓などに溜まる脂肪などの不純物を運動によって洗い出すイメージですかね。

運動によって飲酒による身体的なリスクは軽減するという研究結果はたくさんあるので信憑性は高いと思います。お酒が好きな人は定期的に運動することをお勧めします。

後は、空きっ腹で飲まないことです。空きっ腹の場合、アルコールは30分以内に全身に行き渡ります。一気に血中アルコール濃度が高くなる=リスク急増です。つまみをお腹に入れてから、ゆっくりと飲むのが身体に優しい飲み方です。

最後に

コロナによるアルコール摂取量の増加については、理解できますがアメリカでは警鐘を出すほど深刻だとは思いませんでした。日本にいるとロックダウンなどのストレスは想像するのが難しいですが、普段からストレスの解消方法を複数持ってた方が良さそうだな、なんて思いました。

後は、飲む時はお酒を楽しむためのバランスを考えるのが得策ということでしょうか。



では。

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