ひやひや短歌
炬燵に入ればいいものを、素足を膝に挟んで暖を取らんとする、愚かな人間。
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あしたにはもう忘れてていいからさ
ぼくらの墓を建てにいこうよ
叫んでも無視して、もっと痛くして
そうされなくちゃ生きられないから
皮膚越しに摘んだ鎖骨
いとしさを抱き締めるのに足る骨密度
夜を更かす明日から逃げて夜を更かす
覚醒したまま夢をみていて
ゆびさきをわざと冷たく保つのは
こころにチャンネル合わせるために
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生まれてこのかた自傷なんてしたことないけどね!
さようなら。
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