見出し画像

よふかし短歌


あ、あ、マイクテス。


─────


報われた気がした、夜明けが遠のいて
貴方はきっと36.8℃ろくどはちぶ

責め立てるように差し込む朝日から
逃げようきつく抱きしめあって

落ち葉ではなくコンビニで商品を選び取るよに拐って欲しい

貴方との記憶はどれも甘すぎて
寝酒などにもなりやしないわ

イヤホンを忘れてきたから
街中でわたしの名前を呼べば気付くよ


─────


へたくそな言葉で、鼓膜を震わせた。

さようなら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?