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でぷれす短歌
日常が「しあわせ」であればあるほど、その残滓は色の濃さを増していく、という。
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ターコイズブルーの瞳が融け出して世界がおわる前にさよなら
掴めないならと見ぬふりした甘美なる痛み、まだ忘れられずに
死人みたいなビルの街きみが居たような気がした4番出口
どうかどうか迷える我等を救い給へ高潔なる君、出来ぬなら死ね
ねえ聞いてこの苦しいのがおわったらぼくら気球で海までゆくの
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ぜったい行こうね。
さようなら。
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