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既視感 〜第3節栃木戦〜

今季初めてのアウェイ戦、対戦相手の栃木も監督が変わり新体制でスタートしています。現地には赴けませんでしたがDAZNで選手たちに力を送るつもりで応援しました。結果は1-0の勝利。複数得点の匂いもしながらしっかりと勝ち切ってくれました。

栃木:3-4-2-1           スタメン             岡山:4-3-3


●右サイドの躍動


前半は0-0。J1昇格を掲げるチームにしては物足りないスコアですが、それ以上に相手よりもチャンスを創出し得点の可能性は十分にあったように思います。
特に右WGの宮崎幾笑と右SBの河野諒祐の間に良い連携が生まれ相手陣内に切り込むシーンが見られました。前半7分には宮崎幾笑からの横パスを田中雄大がシュート。これは相手GKのファインセーブに阻まれましたが、だんだんと攻撃の連携が良くなってきているように感じました。
前半の唯一のピンチは本山遥の柳育崇へのパスが中途半端になり相手にカットされシュートまで持って行かれた場面。これはGK梅田透吾の流石というべき判断力で凌ぎ難を逃れました。


●既視感のあるFK

この試合唯一の得点シーン、後半開始間も無くペナルティエリア付近でチアゴアウベスが倒されFKのチャンスを得ます。ボールの周りにはチアゴアウベス、宮崎幾笑、そしてヨルディバイスが居ました。

「ん?どっかで見たことあるような……」

どこか胸がざわつくような感覚が私の中にありました。まさか、まさか……ね。その瞬間、短い助走からバイスが右足を振り抜きます!あまりにも短い助走のため相手も反応が遅れ、ボールは綺麗な弧を描きながらゴールに吸い込まれていきました。試合後に動画を探しまくった結果、見つけました!2019徳島時代のバイスFKによる得点を。

今回よりも少し距離はありますが、見事なキッカー振りでした。今年のファジアーノにはこういったオプションを持った選手が多く加入してくれていますね。本当に心強いです。


●次節町田戦に向けて

今季初のアウェイを勝利したファジアーノ岡山。次節は更なる難敵との対戦を控えています。

FC町田ゼルビア

昨季5位にして2020シーズンに所属していたGKポープウィリアムがゴールを守る強力な相手ですね。他にも実績や技術が抜群な選手が揃うJ1昇格候補の相手にどのように立ち向かうのか、楽しみでなりませんね。私は勝手に「佐野ダービー」と名付けてしまいます(笑)来週もDAZNでしっかり応援しましょうね!


                 ふぁじまろ

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