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実験群と統制群(experimental / control group)

○独立変数(independent variable)

 研究において実験者が操作する変数のことで、原因にあたる。

○従属変数(dependent variable)

 操作の結果として実験者が測定する変数。

○媒介変数(intervening variable)

 独立変数と従属変数の間の因果関係を媒介すると考えられる変数。

○交絡(confounding)

 独立変数以外の要因が従属変数の変化に関係すること。

○統制(control)

 独立変数以外の要因をすべて同一の状態にすること。

○内的妥当性(internal validity)

 独立変数と従属変数の因果関係が適切に示されている程度。
剰余変数の十分な統制により、交格を防ぐことで確保される。

○外的妥当性(external validity)

 結果を一般化する適切さの程度。
適切な母集団の設定と無作為抽出の実現によって確保される。
特定の集団のみに当てはまる結果ではなく、さまざまな対象に結果を当ては めることができる場合に”外的妥当性が高い”と表現される。
また、十分な標本の大きさも外的妥当性の確保につながる。

○ カウンターバランス(counterbalance)

 実験に無関係な変数の効果を除去するために、独立変数の呈示順序などのバランスをとること。
順序効果の交絡を防ぐために行われる。
すべての参加者がA条件後にB条件を行うのではなく、半分の参加者にはB条件後にA条件を行う。


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