「まだら王」について

 さて、皆さん。本日は12月24日。クリスマスイヴ。時間は21時を回りました。お世話になっております、です。今日は「まだら王」について振り返り、反省、講評、感想を書いていこうと思います。
 めちゃくちゃ真面目な文なのであまり「斑」の文章だと思って読まないでください。

「まだら王」とは?

 「まだら王」は私の所属するサークル(MUVC)で昨日行われた打ち上げにおいて一つ目のレクリエーションとして行われたクイズ大会です。
 内容はというと、YouTube rの「〇〇王」みたいな企画を見たことがあるひとなら想像しやすいかと思われますが、事前に僕(まだら)が幾つかの質問に答えてあり、皆で質問だけを聞いて僕の回答を想像するというものです。

実際に使用された質問

  1. あなたにとっての「4つの力」とは?

  2. これでボケてください(除草剤)

  3. 「右」を説明してください

  4. 可愛くなるにはどうしたら良いですか?

  5. まだら先生、恋ってなんですか?

  6. 女にかまけてるんですか?

  7. あなたにとって「まだら」とは?

オファー

 12月14日。水曜日。12時38分。サークルに縮小アカウントからのエアリプで「打ち上げに一瞬顔を出さないか」と尋ねられたのが始まりでした。


 それに乗り気な返事をしたところ、話の舞台はDMに移り、「まだら王という企画をやりたいので前撮りの動画と採点時の特別出演が欲しい」という旨の連絡をいただきました。

 正直、悩みました。

・私は所謂「いじられキャラ」的な立ち位置ではあるものの、それをこの企画を通して公認のものとしてしまうことは、今後の自分の尊厳、延いては私の自己肯定感に悪影響をきたしかねないのではないか。
・私と付き合いがめちゃくちゃ長いひと、かなり濃いひと、挨拶する程度の方、さらには初対面の方もいるであろう場で、自分をコンテンツとして上手く全員に楽しんでもらえるものを提供できるのか。
・そもそも、面白いことを言えるのか。

 以上のような懸念が頭を過って、かなり不安ではあったのですが、Hirokiさんには恩もありますし、何より「『まだら』というコンテンツを使えば楽しいレクリエーションをひとつ作ることができる」と思ってもらえたのが、本当に光栄に感じられて嬉しかったので、協力することに決めました。

※☆から☆までおよそ1分でした。

動画撮影

 動画撮影は12月20日。火曜日の15時から16時で行われました。
 用意されていた質問は全部で0問。そう、ゼロ問
 Hirokiさん、みつをくん、僕の3人で質問を考えるところから始まりました。
 小道具とかがありそうだから〜という理由でまだらハウスでの撮影にしたのですが、御二方が着くなり小道具を求めて部屋を物色し始めた時は引き受けたのも場所決めも後悔しましたね……。
 何だかんだで御二方に質問を考えてもらい、各質問について2-3分のThinking_Timeの後に回答し、7問分が完了したところで撮影を終えました。

 ボツ無しで7問とも採用すると言われた時は正気を疑いました。これは皆さんにはぜひ覚えておいていただきたい情報なんですが、こういう企画は、大量に撮って面白いものを採用した方が明らかに良いです。

 まあ結果としては悪くない出来のものが7本撮れたのであまり文句は言わないです。「4つの力」のひろゆきの真似とか、「恋ってなんですか?」の医学生アピとか、「可愛くなるには〜」のぶりっ子とかはまだらハウス撮影ならでは でしたし、なんか普通に質問に答えるだけで2人とも笑ってくれて、役者をその気にさせるのが上手いなぁと素直に敬服していました。

 その後、スガ シカオさんのProgress(「プロフェッショナル」の曲)を歌って欲しいと言われたので、Spotifyのカラオケ機能で練習してから録ってもらおうと思ったら練習から録られていてとても恥ずかしかったです。
 いつでもProgressは歌えるようにしておきましょう。

 あ、あとここで問題の並べ替えをしたので出題順は撮影順とは大きく異なります。
 現地で講評の際に「後半にいくにつれて僕の回答が真面目になる」といった気がしますが今見返すとそんなこともなくて、割と真面目なもの(「まだらとは?」「4つの力」「恋」「可愛く〜」)は序盤に撮られたものですね。コスプレやパフォーマンスもこれらに偏っていることから完全に時間経過に伴う気力の低下が見て取れます。

 そういえばこれの素材動画もらってないんですよね。言えばもらえるのかな。今度会ったら言ってみることにします。いや要らないかも。

「まだら王」

 そして迎えた12月23日。当日。どうなることかとヒヤヒヤしながら会場入りしてローストビーフをいただいたわけですが、まあ開始時に席についてもらった印象としては「ちょっとチームバランス偏ってるけどこれが吉と出るか凶と出るか……」って感じでしたね。個人的にはチームバランスがフラットで皆上手く点を取ってくれた方が点をつける側の精神的負荷が少なくて楽なのでちょっと緊張が増しました。

 進行は思ったよりもスムーズで、特に、時間制限を設けなくても皆さんスラスラと回答を作ってくれたのが本当に凄いというか大喜利力高いな〜って感じていました。

 割と採点も好き勝手やらせてもらって、運営側含め個人に謎の点数をあげたりとかマイナス点をつけたりとかもできてはしゃいじゃいました。一応問題への回答の採点については一律「僕の回答とのマッチ率」のみを基準につけたのでその辺を先に明示しておいた方がゲームの設定として良かったかもしれません。今回の反省です。
 「大喜利として僕が喜ぶ回答」とか「その質問に対して僕が求めている皆さんの回答」とかを指標にしたり、別のひとの採点にしたりしたら全く違う順位になっていたんじゃないかと思っています。そこまで含めてのゲーム性と言って仕舞えばそうなのかもしれませんが。

 ただ、チームバランスがうまく偏っていたおかげで「本気で僕の回答を想像して点を取りにいくチーム」「僕をネタにして遊ぶチーム」「時事ネタを擦ったり独自性を出したりするチーム」みたいな分かれ方をしている気がして案外それはそれで私も楽しかったです。点数の偏りに対する罪悪感は少しありますが、皆さん各々楽しんでもらえたようですし僕からしたら全員優勝です。

個人的ハイライト

○あなたにとっての「4つの力」とは
・「物理学における4つの基本的な力」と「力の英訳4つ」は単純に知識量が多くて好きです。

○これでボケてください(除草剤)
・「りおちゃん」の名前を覚えていてもらえたのはちょっと嬉しいですね。

○「右」を説明してください
・「左の反対」って僕が言うことを想像できるのがやばすぎただけに回答として出されなかったのが残念です。前2問が真面目すぎましたかね。
・書き順の回答、大喜利として好きです。
・僕って左寄りなんですね。

○可愛くなるにはどうしたら良いですか?
・「可愛くてごめん」、歌えるようにしておきます。可愛くてごめん。でも質問には答えような。
・もっと可愛くなりたいものです。

○まだら先生、恋ってなんですか?
・「鯉」の発想はあるんですね〜、ヒントありだったからかな。「濃い」は飛躍しすぎだと思います。あと錦鯉の絵見たかったです。

○女にかまけてるんですか?
・僕が女にかまけてるっていじるのは良いけど女の子達に失礼な発言はやめような〜。
・あと「かまける」の意味を調べておくことを読者への宿題とします。

○あなたにとって「まだら」とは?
・Twitterの1アカウント←マジで僕に対する理解度が高いです。脱帽。
・「まだら」ではない僕を知っているひとからしか出てこない回答だっただけにその辺で情報格差があったかなとは少し思いました。

その後&感想

 Twitterで「まだら王良かった」とか「まだら王で没案にしたネタ結構ある」とか言ってくださる皆様のおかげでとても救われました。あと誰とは言いませんが私のことをいじり倒した後輩くんがTLでチームメイトにめちゃくちゃ賞賛されていて良いチームだなと微笑んでしまいました。
 私と普段あまり絡みがないひとでもチームメイトの回答を面白がっていたり私の回答VTRで笑ってくださったりしていて、別に私一人がそこまで面白くしようと努力しなくても自分達で面白さを作り出せる集団なんだと思えたのは今回僕が得た一番の収穫かもしれません。Twitter erってすごいですね。

 今回の企画中、どうしても私が「まだら」を客観的に見る場面が多かったが故に皆さんから見ても私の「まだらじゃない部分」が垣間見える場面も少なくなかったんじゃないかと思います。(noteの私が一番「まだらじゃない」ことについてはここではノーコメントで。)これからも普段はおもしろくて利用価値が高いコンテンツとしての「まだら」と、それを内包するひとりの人間としての僕をよろしくお願いします。

謝辞

 今回の「まだら王」を企画してくださったHirokiさん&みつをくん、現場で楽しく回答してくださった参加者の皆様、そして日頃から私と関わりがあり、私をそのようなコンテンツになり得る存在へと昇華させ、またそのような存在として認識してくださっているすべての皆様にお礼申し上げてこのnoteの締めとさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
メリークリスマス。そして、良いお年を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?