PSWが意欲を維持してスキルを高めるために3 福祉事務所との付き合い方や年金申請って。
患者様や利用者様の問題で金銭問題がある。
救急で野外生活をしていた方が搬送されてきたらどうするか?
私は、福祉事務所との関係が強かったため予め方々の福祉事務所と連携をしていた。福祉事務所の方に「時間外も含めて急に患者様がきたらどうするか?」と話し合っていた。
例えば夕刻に救急患者こられたときで「お金がない」「どうにかしてほしい」という時には患者様の了承をいただいて、すぐに福祉事務所に連絡をして相談をする。次いで患者様の情報を提供をして、その時に申請をしたようにお願いをするようにした。時間外でもFaxを流して対応していただいた。
また、入院中にお金が尽きる前にあらかじめ相談や申請をしたりもしていた。併せて納付期間などの条件が整えば障がい年金の申請などもしていた
これは患者様の生活だけではなく、病院の未納滞納を防ぐためでもある。
さらには障がい者福祉手帳の申請もやった。生活保護を受給した場合は「加算」がつくからでもある。
が、これをやっていたら、担当病棟に私に生活保護の申請や年金申請を頼めば確実に通るという情報が流れた。1日に何件も相談があった。私は申請の流れだけを説明して「まずは主治医に」と話した。主治医がくせ者で「甘い主治医」の場合か症状から年金の等級外になるレベルでも「年金をお願いします」といわれる。基本的には医師には従順なのだが、あまりにもひどい場合は「厳しいと思います」と伝えた。
経済的に裕福なのに、周りにのせられて「年金申請」を希望する患者様まで出てきた。この裕福な方は「我を通す」ことが強くて、私の考えを伝えたら「苦情箱」に私を指名して人格否定までされてしまった。これは「苦情は正し日」という当時のクレーム処理の大原則から上司も助けてくれなかった。
少し前まで盛んにネット上で「障害年金」受給をサポートしますといった宣伝が多かった。社会保険労務士でもない方がそういったことをしていることもあった。この場合は「甘い医師」の情報を知っていて、「申請」に漕ぎつけるのだろう。医師の診断書は年金の等級判断で大きなウエイトを占めるからである。
PSWには葛藤がある。
「これでもいいの?」ということが多い。
多くのPSWの給与と生活保護を家族で受給している方よりも低いこともある。
本当に年金を受けてもいいの?これって私の支払った分も使われている。
絶対に働けるのに制度を使って「働けない」ようにしてしまっているのはPSWなにかもしれない。
「働いたら負け」って本当なんだ。
など感じる時もある。
そこを乗り越えるには使命感しかないと思う。
給料が上がればPSWのモチベーションが上がると思う。
保険点数の加算や必置などもあるのだから、給料は上げるべきだ。
なんか使命感を利用されている感じもあるよね。
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