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林業という選択

この新型コロナの影響で、仕事の転職や廃業を考えている人もいるかと思います。

そこで、次の仕事に第一次産業である農業や林業もその選択肢の一つと考えいる人もいるでしょう。

私は林業のことしか分からないので、ここで私の経験を話したいと思います。

まずこの林業の職についている人で、学校を卒業してすぐに林業をしている人というのは、滅多にいません。ほとんどの人は、他の職を経験した人ばかりです。30代から始める人が多いんじゃないかな。私の様に40代から始めるには、体力的に結構キツイと思います。

なによりある程度の技術が身につくまでに、かなりの時間が必要です。個人差もあると思いますが、独立する事が一人前の目安とするならば、私も10年かかった計算になります。もちろん技術的にも人間的にもまだまだなんですがね。

あと忘れちゃいけないのは、危険と言う事です。間違いなく危険です。 

個人的には、臆病な人の方がいいと思います。

それでも今は大好きな仕事です。

自然の中でとても自由な気がして、ストレスが少ないですね。もちろん働く事業体や同僚にもよるとは思いますが。

あと山の中では1人の事も多いので、色んな事を考えますね。仕事以外の事も。考えれる時間があるんです。前職ではそんな事は考えられなかったけれど、こういう心に余裕もできる。
確かに毎日クタクタになる程疲れて、筋肉痛になり、腰痛や膝痛に悩まされる。

それでも汗水垂らして仕事することの爽快感は、アナログ的で帰宅後の晩酌をより一層美味しくさせてくれる。
むしろこの晩酌での一杯を美味しくする為に、もう一汗かこうと単純に思えるのが、分かりやすくてイイね。

飯も美味しいし、夜もよく眠れる。

一生懸命やるから。というか一生懸命出来るから良いんだよな。

興味ある方は、是非林業へ。


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