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仕事道具⑩

昨日は朝から雨でしたが、諸事情の為仕事をしてきました。

この時期は、やはりカッパについて書かないわけにはいきません。

まず言えるのは、林業が他のガテン系の現場仕事より運動量が格段に多いという事です。

建設業に元いた身としては、断言できます。よって、汗をかく量が非常に多く、湿度の多い山中でカッパを着るという事は、着ても着なくても濡れてしまうという事になります。

そこで透湿機能のあるカッパが必要になってきます。

代表的なのが、ゴアテックスです。

私の中ではこのゴアテックスを頂点に、その下にアウトドアメーカー独自の透湿機能を持った、レインウェア。

次にスポーツメーカー独自の透湿機能のレインウェア。

そしてワークマンの透湿機能を持ったレインウェアです。

ゴアテックスが上下で3万円程度で、ワークマンが5千円程度と6倍以上の開きがあります。

もっと安い透湿性の無いものも使用しましたが、個人的には仕事で使うには、問題外です。

もちろんどちらも、使用後に洗濯をして綺麗にしておかないと透湿性が機能しなくなってきます。

しかし私の知るほぼ全ての現場作業員は、干す程度で洗濯は滅多にしてない様に感じます。

私もゴアテックスを着用してた頃は、1年に1、2回程度しか洗濯をしてませんでした。

そうなると透湿機能の低下とともに、カッパが臭くなってくるんです。

個人的には、この匂いが一番の問題です。

一通りのカッパ(レインウェア)を使用してきた私が行き着いた答えは、毎年カッパを買い換えるです。

選んだのが、ワークマンのレインウェアです。

ワークマンのレインウェアの透湿機能では、山仕事の蒸れに対応しきれませんが、費用対効果と毎年買い換える事を考慮すると、これが今現時点での最善策と考えました。

春先に購入して、最も使用頻度の高い梅雨から夏にかけては、まだ新しい為機能性も残っていて、匂いも臭いまではいかず、秋から冬にかけては、寒くなって汗もかきにくくなっているので、蒸れも少なく、比較的匂いもあまり気にならず着用できるという訳です。そして新たなシーズンに入る時は、新しいカッパに換える。

ここ3シーズンは、この方法で悪天候を乗り切ってきました。

常に雨の日は仕事せず、車から近い現場ばかりであれば、カッパの心配も無いんですが、金を稼ぐ為です。また山へ行ってきます。




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