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ピラティスをどこから語るか
こんにちは。STUDIO RのKeikoです
ピラティスに関するセミナーやワークショップ
勉強会などを開催してきたなかで
ここにきて、あれ?なんか学び方変わってきたな。
と感じることが増えました
カラダの機能的なこと、基礎的な解剖、運動に関する
テーマを題材にすると参加者が難しがるのです。
なにを「むずかしい」と感じるのでしょうか
ピラティスを始めて受けた時に感じた
「むずかしい」との違いはあるのでしょうか
人は物事を学習するときに段階があります
![](https://assets.st-note.com/img/1679710632118-3nnvZbuXiS.png?width=1200)
最初は「認知段階」
• 与えられたタスクを理解しようとする
• どんな結果がいいのか考えている
• 捉えようと努力している
次は「連合段階」
• 試行錯誤を始める
• こうか、あ~かと効率を考える
• 褒められると失敗する
そして「自動化段階」
• タスクを習得した状態
• 潜在学習による調整ができる
ピラティスを習得するまではこの学習段階が
わかりやすいのです
“You will feel better in ten sessions, look better in twenty sessions, and have a completely new body in thirty sessions.”
とジョセフ・ピラティス氏が言っていたことが理解できます
さて、最初に戻りますが
セミナーやワークショップで行う基礎的な解剖、運動学、
機能的な使い方などを学ぼうとすると
同じ学習段階通りにはならないようです
![](https://assets.st-note.com/img/1679725056376-zvVV9YlmpN.png?width=1200)
教えるようになると「経験学習」という過程が
課せられるのです
ピラティスを教える経験を通して
たくさんの事に気がつきます、間違ったり、
失敗することもあります
「自分の教え方の個性を知ることです」
足りていないものにいきなり手を出す必要はありません
自分がどんなことができて、どんなことが苦手でを把握します
そして何をしたら失敗や間違いが減るのかを見直します
このとき、参加するセミナーは自分に適しているのか
まずは、自分の経験と問題点を明確にしておきます
そうでなければ、「むずかしい」「実践で活かせない」
という結果が見えてしまいます
適したセミナーを受講することで
今度は今までしてきた経験ともっと実践的な経験を
重ねていくことができます
じゃあ、難しそうなセミナーには参加してはいけないのか?
身の丈に合っていないのか?
必ずしもそうではありません、参加を決めたら
自分自身の経験や問題点を明確にしたことを元に
質問を準備することです。
どんな内容でもよいです、恥ずかしいことではありません
何かを与えられるのを聞くのではなく
自分で何かを得る過程が大切になります
お客様の体の問題点については
よく質問を受けますが
意外と経験学習の中のインストラクター自身についての
相談や質問は少ないのです
私が開催するセミナーやワークショップは
「むずかしい」という声が比較的多いです😅
内容を簡単にすべきかと、考えることもありますが
もしかしたらこの経験学習の段階をサポートできたら
案外、むずかしさがなくなるような気がしています
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