”今のあなた”と コーチングは、どんな関係ですか? 〜コチ研 3人語りの感想〜
先日、こんな会を企画しました!
2020年12月、コーチングを学び始めた若手3人で始めた『全国若手コーチング研究会 コチ研』
回数こそ少ないものの、毎回企画した自分たちの想像を超える深まりをみせるイベントで、去年は3ヶ月間に及ぶ「新しいペアコーチングの形」を模索するプロジェクトも実施しました。
そんな我々も、立ち上げから1年強を経て、生活も変化し、コーチングとの距離感・関係も少しずつ変わってきました。
このnoteは、3人で話しながら、しげが個人的に感じていたことをつらつらと書いてみたいと思います。
アーカイブを聞いてなくても、ある程度はわかるように書こうとは思いますが、ぜひ本編を聞いてから、あるいは聞きながら楽しんでもらえると嬉しいです。
”独立”はゴールか、あるいはスタートか
コチ研を立ち上げた当時、僕はコーチとして独立することを目標にしていました。そして、しみしょーさんは、ついにその夢を叶えます。
その姿を見て、聞いて、なんだろう…すごいなって思う気持ちと、こっからが大変なんやろうなっていう気持ちと。
あの日僕がゴールとして目指した未来は、実はスタートでしかなかったのかと。
そんな気持ちになりました。
今の僕は、コーチとしての独立は考えてません。色んな理由があるけど、その変化もまたこの一年を経てのこと。
コーチングと向き合う時間の中で、
「会社や日常の中で、普通にコーチングを使うことでも、自分の得たいものは得られる」
と感じています。
コーチとしての活動はするし、間口は開けておくんだけど、目の前の人、僕とすでに関わりがある人たちを幸せにしていくのがそもそもの願い。そのために自分はどう変わっていくべきなのか、何を得るべきなのか、得たいと感じているのか。
独立とはまた違った形で、スタートを切った一年だったように思います。
コーチングバブルが弾けた先の世界
僕のようにコーチとして独立したい人、したかった人はたくさんいたと思います。
会の中で「コーチング バブル」というワードも出ました。言われてみると、実際そうだった気もしてきます。
当時繋がりがあった人たちで、今もコーチとして活動している人はどのくらいいるのでしょう。。別にコーチとして活動することが偉いわけじゃないので、全然いい。
けど、最近のコチ研の反応の悪さを鑑みると、なにか繋がっているような気がしてなりません。
バブルが弾けたあと、まだコーチをやってる人は、学びたいフェーズを超えて、すでに現場に出ている。つながりを作って、閉じた場で練習をするフェーズから、公に打席に立って修練していくフェーズに。そして、そうでない人たちは、違う道を歩み、違う景色を見ているのかもしれない。
だとすると、学びたい人が集まるコミュニティは、そもそも僕達のつながりからは生まれにくいかもしれない。
ぼんやりと感じていた違和感が「バブルが弾けた」という言葉で、しっくりと胸に落ちた気がしました。
パーパス・ドリブンな場づくり
白状すると、コチ研はこのまま自然消滅するかもなって思ってました。やりたいって思ってくれてるのは感じるけど、実際やれんのかな?って。
ここ何回かは集客難だったし、しんきょさんも、しみしょーさんも忙しいのは重々わかっている。自分だってぶっちゃけ忙しい。
けど、僕にとっては、やりかけのRPGのような気持ち悪さと、やっぱり二人とあーだこーだ話したり、企画してる時間がすごく尊くて、楽しくて、、、尊い。笑
でもだからこそ、大好きな二人に僕のわがままに付き合ってもらうのではなく(実際は、付き合ってもらってるんやけど笑)、各々が意味や価値を感じてもらいながら、もう一回コチ研の運営にチャレンジしたい。みんなが心躍る場を創れるようになりたい。そんな願いがありました。
そしてそれは同時に、それを成し遂げたことがないという割と強めのコンプレックスでもあるわけです。
で、どうしようかなってもんもん考えて、たどりついた仮説が『パーパス・ドリブンな場づくり』でした。
パーパス・ドリブンとは、要は、コチ研を全力で面白がるためには、人生の目標や存在意義に対して、前向きに変化し続ける柔軟な場である必要があるんじゃないの?ってことです。
当時と今では、僕含めて『なぜ、コーチングを?』『あなたがコーチングをする目的、意図、求めるものは?』の答えが変わってきている。自分の在りたい姿、自分そのもののパーパスも変化している。
なのに、コチ研は同じことをやろうとしているわけです。自分も世の中も変わってるのに、コチ研だけは変わってない。
そんな疑問をきっかけに、
”今の僕たち”がやりたいことは何か?
を光をあてるに至りました。
”今のあなた”とコーチングは、どんな関係ですか?
ここまで読んでくれているにも関わらず、まだアーカイブを聞いてくれてない奇特な方は、ぜひ下記のツイートから飛んで聞いてみてほしいです。笑
僕達の変化と、今について、結構真剣に、結構赤裸々に語ってます。
しんきょさんが語ってくれた、コーチとして活躍したいって思ってたのに、コーチじゃなくてもいいかもしれないって感じ始めたときの戸惑いの話なんか、あんまり公には聞けないよね。なんとなく言いにくい、、、
何なんでしょうね、この感じ。コーチなんだけど、コーチじゃない。けど、コーチングはする。でも、コーチングって名前ついてなくていいし、別にコーチングじゃないかもしれない。けど、やってることはコーチだし、コーチング。みたいな(意味不明ですみません笑)
そして、出た方向性が【融合】
しみしょーさんの言葉を借りると『普段遣いのコーチング』になるでしょうか。
セッション以外の場でも、コーチングを起こすためには、何をすればいいのか。何をしてはいけないのか。
コーチング以外からも、コーチングを感じられることはあるのではないか。
今年のコチ研は、コーチング研究の歩みを一歩進めて、【日常とコーチングの融合】を目指します。
次回、研究テーマは 『エンタメ×コーチング』
思いの外、きれいに繋がって、書きながら自分でもびっくりしています。笑
そんなわけで、2022年最初の研究会のテーマは『エンタメから学ぶコーチングスキル(仮)』です。
そういう目で見れば、そういう心で聴けば、日常にコーチングは溢れているし、そこから学べることは数多い。
しんきょさんはおっしゃいました。
”夜に駆ける”って、コーチングじゃない?
ごめんなさい、ちょっと僕にはわかりません笑笑
けど、これって絶対深ぼったら面白いと思うんです。
コーチングでないものから、コーチング味を感じる瞬間を集めて、分解して、解釈し直す。それを繰り返すうちに、だんだんと”コーチング”の姿がクリアになり、”コーチングの本質”にまた一歩近づく気配がします。
そして、それを日常生活の中で融合するにはどうすれば良いのかを探求する。
めちゃくちゃ面白そうじゃないですか!!?
このnoteを読んで、ちょっとでもワクワクした人、ぜひ次回のコチ研、ぜひご参加ください。
一緒に夜遊びしましょう!
ちなみに、本文とは関係ありませんが「スキ!」を押してもらえると、ランダムで僕が好きな名言が出るようにしてみました。
このnoteを面白い!と感じてくれた方は、ぜひ「スキ!」をお願いいたします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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