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『鬼滅の刃』が人生に影響を与えたマイベスト3に入った件

※Procreateでファンアートを描いてみました。
※映画無限列車編以降のネタバレはありません。

今更ながら、『鬼滅の刃』が「人生に影響を与えた漫画・アニメ」のマイ・ベスト3に入った件。

1位:『ワンピース』…生きる意味を教えてくれた
「生まれてきたこの時代を憎まない、生きていれば、楽しいことが必ずたくさん起こる」ベルメール
2位:『鬼滅の刃』…生きる目的やその方法を教えてくれた
3位:『進撃の巨人』…転職のきっかけをくれた
「リスクを背負わないと何かを成すことはできない」アルミン

※今後生きていく中でこのランキングが変動するかもしれないが、1位だけは決して揺らがない。なぜなら、『ワンピース』(尾田さん)は私の命の恩人であり、絶望の淵から何度も私を引き上げてくれたからだ。私は『ワンピース』を「人生のバイブル」と呼ぶ熱烈ファンの一人であり、以下の文章は決して『ワンピース』を卑下しているものではないことを先に明記し、ご理解の上お読みいただきたくお願い申し上げる。あくまで個人の見解である。


ワンピース』は、絶対的権力者が罪のない人たちを苦しめていて、
それをルフィたちが助けていく勧善懲悪ストーリー。

悪者は基本的に、徹底的に悪いやつ
たまに悪者になった経緯の描写があるものの、『鬼滅の刃』に比べると少なめ。

(ときどき状況をちゃんと把握していないw)ルフィに悪い奴らがボカスカやられて、民がわーいありがとう \(^^)/ ってなる、典型的なジャンプ漫画。


対して『鬼滅の刃』での倒すべき敵は、もともと人間だった「鬼」たち。
愛する人や家族、守りたかったもの、それぞれの人生があったのだが
自分の心の中の悪魔のささやきに負け、鬼となってしまった哀しい存在たちなのだ(救いようのない鬼ももちろん出てくるがw)。

炭治郎はその鬼たちと戦いつつも、
相手の悲しみや怒りの「におい」を敏感に感じ取り
勝った後にも、相手のために哀れんだり、祈ったりする。

「神様、どうかこの人が今度生まれてくる時は
鬼になんてなりませんように」
(漫画2巻より)

こんなにキャラクターの心理を繊細に描写しているジャンプ漫画があっただろうか?

ものすごく人間くさくて、
色んな苦しみや悲しみが出てきて
(その多くが家族関係)
自分の人生と照らし合わせて感情移入する人も多いのではないだろうか。私もその一人だった。
第一子の気持ち、痛いほどよく分かる。。

また上述した通り、炭治郎始め登場人物達が、さらっと、めちゃくちゃ大事なことを言う。

映画無限列車編では、煉獄杏寿郎の母の言葉が胸に染みた。
弱きを助け、強きをくじく。
自分は炭治郎たちのように、全集中で生きているのか?と自問する。
うーん絶対鍛錬が足りないorz

少なくとも、何をすべきか、どう生きるか
この作品からはっきりと答えをもらったのは確かである。

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