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笑顔の効果とアメリカンジョーク

平素より大変お世話になっております。
カ)中間管理職のイケダと申します。

 皆さんは一日に何回くらい笑っておりますか?今は、笑いのあるような場や機会が制限され、ましてや大きな声で笑うことが良くないシーンなども生まれている状況となり、笑うことも減ってしまったのではないでしょうか。

でもだからと言って、笑うことを失ってはいけないと思います。笑うことは心にも身体にも良い効果があるのですから。本日はそんなお話です。

おばちゃん笑い

【『笑い』は医学的に効果がある!?】

 40歳代以上の男性の5人に1人は週に1回も声を出して笑っていなかったという調査結果があるそうです。最近あまり笑っていないという人は、少しでも笑うことを意識してみてください。『笑い』は多くの健康効果や、手軽にストレスを軽減できる有効な手段といわれています。

 40代男性の皆さん、はっとした方多いのではないですか?大丈夫ですか?ちなみに私も40代ですが、今、無意味に笑いながらnoteを書いているので大丈夫です。

 『笑い』は高齢者になればなるほど、その頻度が少なくなることが報告されておりますが、65歳以上を対象にした調査では、

普段ほとんど笑わない高齢者は毎日よく笑う高齢者より、「健康状態が良くない」と感じる割合が約1.5倍に上昇する

という結果も出ているようです。


【『笑い』は糖尿病を改善できる!?】

 近年、『笑い』を医学的に研究しようとする試みが多くされており、糖尿病に対しての効果など、さまざまな作用を期待できることがわかってきています。『笑い』のポジティブな心理的因子が、

糖尿病の血糖コントロールの指標となるHbA1cを改善して、2型糖尿病やメタボリックシンドロームを改善する可能性がある

ことが明らかになっているようです。


【『笑い』は がん予防になる!?】

 また、『笑い』はがんについても効果的であるといわれています。若くて健康な人の体にも1日3000~5000個ものがん細胞が発生しています。これらのがん細胞や体内に侵入するウイルスなど、体に悪影響を及ぼす物質を退治しているのが、ナチュラルキラー(NK)細胞というものです。『笑い』は、

NK細胞を活性化させる効果があり、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まる

といわれています。また、漫才や落語などのお笑いが、がん患者に与える影響などをテーマとした研究も行われているそうです。

 当院としても、診察や健診を受けて頂くだけでなく、笑顔で帰って頂くことをより一層心掛ければ、+の予防医療のご提供をしていることになるのかもしれないですね。


【全死亡率や心血管疾患にも影響がある!?】

 近年では、日常生活の中でよく笑う人ほど「全死亡率」や「心血管疾患の発症リスク」が低くなる可能性があるという研究も発表されました。その中で、

週1回以上笑う人と比べて、笑う頻度が月1回未満の人では死亡リスクが約2倍に高まる

ことも分かっているようです。
 『笑い』がこれほどの効果や可能性を持っているとは、なかなか考えもしませんよね。健康な生活を送るために、日常の中で『笑う』ことを意識してみようと少しでも思ってくださったでしょうか。いや、もはや皆さんも今すでに、無意味に笑っているのではないでしょうか。

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【アメリカンジョークで笑いを】

 さあ、ここからが本題です。本日、笑いの効果について書かせて頂いたのは、アメリカンジョークの話をしたい、そこです。と、言いますのも私はアメリカンジョークに興味があります。しかし、一般的にアメリカンジョークは面白いと認識されておりません。どこが面白いのかわからない、とさえ言われることもしばしば。国によって笑いの文化やツボが違いますから当然と言えば当然のことなのですが。

 しかし、ここまで読んで頂いた方々は、笑いの効果を知ってしまいました。そう、笑う準備はできているのです。

そもそもアメリカンジョークとは

米国における笑い話に傾向として、あるいは典型的に見られるような、ユーモアの中に強烈な皮肉の利いた冗談(ジョーク)などを指す表現。

とされています。ブラックジョークや男女の話、差別的表現のあるジョークが多くあり、そこが日本人の感覚になじまず、好まれない理由にもなっているようです。たしかにそういうジョークは多いので、おすすめではなく、ご紹介程度と言ったところでしょうか。(すでに弱気)

 一方では、ネットなどでみると、英語の習得方法として用いられることもあるようです。ただ、残念ながら本日は、英文ではなく既に翻訳されたものでのお話です。では早速、

【算数の授業】
先生「いいですか。あなたはリンゴを5個持っているとします」
生徒「はい」
先生「そのあとお友だちからさらに2個もらったとします」
生徒「はい」
先生「そのあと先生が『リンゴを3個ちょうだい』と言ったら、持ってるリンゴは全部でいくつでしょうか?」
生徒「7個です

HA,HA,HA,HA!!‥‥おわかり頂けました?つまり、本来だったら先生にリンゴを3個渡したことにより「4個です」となるところが、この生徒はリンゴはあげない欲張りさんだったのです。日本のお笑いだったら、

「あげないんかい!」

と、ツッコミを入れてドカンと笑いが起きるわけです。

これは比較的有名で、分かりやすお話ですが、このようにアメリカンジョークは、ツッコミがないので、オチの背景や真意を読み解き、理解し、納得した時にその面白さがわかるわけです。ですので、慣れていないと、「どういうこと?」となってしまうのです。

【兄弟ゲンカと父親への愛情】
ごくありふれた一般家庭に言い争いをする兄と妹がいた。
それを父親が目撃し止めに入った。
父『コラコラどうしたんだお前たち』
兄『どっちがパパを愛してるのかって言い争ってたんだ』
父『お前たち……』
うっすらと涙をうかべ子供たちの頭をやさしくなでたあと
父親は部屋を後にした。

すると、また言い争いが始まる
兄『お前のほうだよ!』
妹『お兄ちゃんよ!

 これは、父親は子供たちが自分を取り合っていると思っているが、実は押し付け合っている、と言うお話ですね。に、しても父親としては悲しい・・・。

話が終わった時にその真意を理解する頭の瞬発力を使うイメージですかね。はじめは、笑うというか、「なるほど!」という感覚かもしれません。それが、「なるほど面白い!」になってきませんか?きましたよね?

【一番聞き分けのいい子とおもちゃ】
五人の子供を連れてデパートに来ていたパパが、くじ引きでおもちゃを当てた。
子供たちを集めて、どの子におもちゃをプレゼントするか、
聞くことにした。
「いちばん聞き分けがいい子はだれかな~?」
続けてパパが聞いた。
「ママに口答えしたことない子はだれかな~?ママの言う通りにしてる子はだれかな~?」

五人は沈んだ声を揃えて答えた。
「わかったよ、パパ、あげるよ」

もう、わかってきたのではないでしょうか。決して日本のお笑いのようにバフっと大笑いしてしまうものではないのですが、つい、くすりと笑ってしまう笑いがありますよね。ありますよね?

【物事を大げさに言ってはダメ】
家の前で遊んでいた5歳のジョニーが、家に駆け込んできて言った。
「ママ!今、うちの前を身長が3メートルもある男の人が歩いて行ったよ!!」
母親が言った。
「ジョニー・・・。3メートルの身長の人なんていません。物事を大げさに 言っちゃいけないと、ママは100万回も注意してるでしょ!

アメリカンジョークを読んでいると、ちょっと頭の体操のような気もしてきます。理解とその面白みが同時にスッとはいるよう読み解く、そんな意識で頭を柔らかくして読んでみましょう。もう、笑うとかじゃなく。

【ワシントンが許されたわけ】
小学校のある教室ではワシントン大統領の話題になっていた。
先生「ジョージ・ワシントンが桜の木を切ったことを正直に話した時、彼の父親はすぐに許しました。何故だか分かりますか?」
生徒「はーい。ワシントンはまだ斧を持っていたからだと思います」
【カンニングの証拠】
小学1年生の生徒の母親が、子供がカンニングをしたとの理由で学校に呼び出された。
カンニングの証拠は?という母親の詰問に対して、
担任は隣の席の生徒の答案用紙を差し出し、その場所を指でさした。

それには「分かりません」と書いてあった。
担任は、「こっちがお子さんのです」と言ってもう一枚の答案用紙を渡した。
それにはこう書いてあった。

「僕もです」

いかがでしたでしょうか?今回は子供の話でそろえてみましたので、ソフトで比較的分かりやすく、かわいい内容だったと思います。読み解き方のコツも少し掴んできて頂けたのであれば幸いです。

本日は、「アメリカンジョークで頭の体操を」というお話でした。


長くなってしまいしたが、お付き合い頂き本日もありがとうございます。


ジョークで行こう! アメリカンジョークと愉快な仲間たち
短いアメリカンジョーク集
http://jokers-inn.jugem.jp/?cid=20

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