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VinE 語学研修の様子

Vulcanus in Europeという、語学学校とEUでの企業インターンシップがセットになっているプログラムに参加中です。
私と一個上の代は、語学学校がオンラインでした。今後はオフラインになるかもしれませんが、体験記として残しておきます。


・場所
プログラムの主催である日欧産業協力センターが手配してくださったProyecto Espanolという語学学校で、Google meetを使用してのオンライン授業でした。
オンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われます。
一週間前くらいに、Google Meetのリンクが送られてきます。
ただ、このGoogle Meetは毎週変わるし、直前になってもメールが送られてこないこともあり、確認のため国際電話を何度かするはめになりました。


・時間
平日の夕方の時間帯です。
16:00~18:45 文法 17時15分くらいに15分ほど休憩をはさみます。
19:15~20:55 会話
日本では祝日でも、向こうの暦に合わせるので普通に授業がありました。
他の言語では、もう少し少なかったり、時間帯が短かったりしました。スペイン派遣生が一番長いと思います。


・受講までの流れ
3月頃に、クラス分け試験のGoogle formが送られてきます。
これに従ってグループ分けがされ、
その後はあまりクラスの入れ替えが起こらないようです。
カリキュラムがすでに組まれており、
よっぽどついていけなかったり、
自分で希望を言わない限りはどんどんレベルが上がっていきます。
ちゃんとスペイン語をやりたければ、
派遣が決まった11月からちゃんとスペイン語をこつこつやって、
上のクラスに入るように頑張りましょう。


・授業
向こうの文法書を使いながら、スペイン語で授業を受けます。
最初はまじで何言っているのかわからなすぎました(ただ、この時が一番勉強しました)が、
授業で使う単語は決まっているので、
それを覚えれば何をすればいいのかは理解できるようになりました。
文法の授業では、先生が黒板を共有しながらスペイン語で説明して、
それに関する文法問題を解いて、、、ということが繰り返されます。
リスニング問題もやります。
たまに、グループワークでまとまったテクストを作ることもありました。
会話の授業ではどうしてもオンライン勢は置いてけぼりにされます。
先生が質問を振ってくれるのですが、
対面で参加している人はその場でも質問がしやすいので、
先生も注意がそちらに向きます。


・やればよかったなと思うこと
復習。
文法のスピードは、特に最初はとても速いと感じると思います。
毎日進むので、コツコツ文法書を見直すとか、
その文法をつかって作文してみるとか、とにかくアウトプットを
増やすとよかったと思いました。
動詞の活用がぽろぽろ抜けるので、もっと定期的に触れればよかったです。

リスニング。
Lyricstraingとか、Podcastとか、携帯で聞くアプリもたくさんあります。
先生も映画やラジオをちょくちょく紹介してくれます。
YouTubeにも多くのコンテンツがありますが、
私はEasy Spanish、Easy Catalanというチャンネルが好きでした。
街角インタビューをしているので、実際の会話の速度がわかるだけではなく、国民性や都市の風景も一緒に知ることができます。

単語。
Duolingoでゲーム感覚で身につけることもできますし、
SpanishDictというオンラインの英西辞書がとても使いやすかったです。
文法や単語のテストもできます。

要は、大学受験の英語みたいに、やれることは全部やった方がいいです。

授業中の質問。
Repita por favor? Que significa? Por que es~?  ~ es lo mismo que~ ?を駆使して質問をしていました。文法があっているかより、発言回数が大切です。
質問すればするだけ定着すると思っています。
ラテン系の言語を今までに勉強したことがない人は、
動詞の使い方(接続法とか過去形の種類とか)の概念がつかみにくいと思うので、是非質問攻めしましょう。
それだけではなくて、音声が聴こえないとか、
画面が共有されていないとか、技術上の問題もどんどん言った方がいいです。
もちろん授業についていくためということもありますが、
スペイン語を話す機会だと思って言っていました。

四か月間を通して、セルフコントロールに大変苦労しました。
PCで受けていると、途中で来るSNSの通知に反応してしまったり、
他のサイトを見て集中力が切れてしまったりすることが多かったです。
私は諸事情あり、日中も予定が詰まっていたので、
復習も自分が納得できるような量には達しませんでした。
もっとちゃんとやればよかったな、と後悔ばかり残っています。


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