人間の表と裏を、布に見る。
探し物をしていたら、
何年も前に織った
サンプル布を発見し、
探し物は見つからず…。
(涙)
でも、懐かしい!
授業の課題で織らされた、
色んなパターンを作る
練習用の布。
改めて見てみると、
つくづく・・・。
この布には規則も秩序も、
なんもない!感じでした。
こんな風に織ったら、
どんな柄が
出てくるんだろー?
と、
好奇心と勢いに任せて
ハチャメチャに織ったら、
ワヤクチャな布になりました。
だから、使い道に困り、
何年も放置する羽目に。
布を織る時は、
「表」を見ながら織ります。
というよりは、
見ながら織られている面が、
「表」と呼ばれているだけ!
なのかもしれません。
とりあえず、
織りながら見ている面を
「表」と呼ぶならば、
布には、
表と裏があるんですね。
何年か前の「私」が織った
無秩序な布を眺めていたら、
なんか、
自分自身を見つめてるような
気分になってきました。
この布、
表と裏が違い過ぎて、
ちょっと怖い・・・。
まるで、私の心の中が、
映し出されてるみたい
・・・じゃないかー!?
思い出してみるに。
あの頃の私は、
まだまだ…
色んなことに拘っていて、
本音と建前を使い分けて、
内と外とで声色を変え、
時と場合で人格も変えながら、
生きていたんだよなー。
あの頃は、まだ、
メイクもしていたし、
オシャレもしていたし、
オンとオフの切り替えも、
いっぱいあったよな~。。。
人から、
どう見られるか?
どう見られたいか?
あれしたら、どうなるか?
これしたら、やばいかな?
などなど、
人の目や結果を気にして、
損得勘定で動いていた、
わ・た・し!です。
それが、いつの頃からか?
時と場合により豹変する
自分の裏と表に気づき、
そういう自分の在り方に
違和感を感じはじめて、
じゃあ、それを、
どうすれば、
なくせるんだろう?と、
試行錯誤してきたのが、
ここ数年間の実験です。
(👆現在進行形)
どんな人といる時も、
どんな状況にあっても、
変わらぬ自分でいる事は、
可能なのでしょうか?
変わらぬ自分とは、
フラットな自分?
いつなんどきも、
心を平らに持ち、
平和で穏やかな心で
いる事なんて、できるんかな?
と、
次々に疑問が湧いてきて、
その疑問を追っかけてきて、
今に至ります。
そう考えてみると、
ここ最近の私は・・・
布を織る時に、
「裏」「表」の「ない」
布に仕上がることを
意識するようになっていて、
どっちの面から見ても、
大差ない布を織りたいと
思ってる自分が、どこかに
いる気がします。
これって、
「手織りセラピー」
なのでしょうか?
もし、いつの日か、
表も裏もない!
もしくは
裏も表も同じ!
な布を
織れるようになった時に、
私の人格が「1つ」に
統合されていたら、
手織りセラピーの効果を
報告したいと思います。
眠れぬ夜には、
笑ってください。
で、笑いながら、
これを見ていると・・・
おやすみなさい。
良い夢を~!
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