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メルマガを広告媒体だと考えて書かない!|PROVISIT

KACHIELの久保憂希也です。

前回に引き続き、今回もメルマガを使って効果的にマーケティングする手法について解説します。

メルマガは、誰でも簡単に実践できる自社の広告媒体です。
私(弊社)が10年以上前にメルマガを始めたのは、広告費を支出してまで売上を上げるお金がなかったからです。

広告関連の企業ってどの会社も儲かってるイメージがありますよね。
Googleを筆頭にリクルートなど儲かるのは、広告媒体を持ってる会社に広告費を支払う会社がいかに多いことかという証左です。
それなら自社の広告媒体を持たないと搾取されるという考え方です。

メルマガに限らずですが、自社の広告媒体を持てば広告費を極限まで抑えることができ、かつ売上・利益を安定に伸ばすことができます。
広告するもしないも自社の判断しだいだからです。

弊社の広告費は売上額に対して1.8%(2020年12月期)ですが、ここまで広告費率・額が低いのはメルマガを持っているからです(他にもスマホアプリやLineなども提供しています)。

さて、このようにメルマガを「自社の売上を上げるための広告媒体」と考えると、多くの会社は自社商品・サービスの販売を告知する手段としか考えませんので、バンバン広告だけの文章を作って売上を上げようとします。
だからほとんどの会社は、メルマガでうまくいかない
のです。

自分がメルマガに登録した読者の立場としたら・・・

メルマガの内容が告知や販売への誘導ばかりだったら、それを読み続けるわけありませんよね。
私であれば、2~3回広告だけのメルマガを読めば、その時点で迷惑メールに設定します。


メルマガとは「メールマガジン」の略称です。
メールで送る雑誌です。

雑誌は、その内容がありますよね。
ビジネス誌では最近のビジネス・経済情報が、ファッション誌ではオシャレなコーディネートが、健康誌では体に良い情報が載っていて、それを読みたいから買うわけです。

そして、その雑誌に広告が入っていても、(多少であれば)読者は不快に思いません。
むしろ関連する広告に反応をします。

雑誌は読まれるからこそ広告価値があるわけです。
広告だけを読みたくて雑誌を購読する人はいません。

このようにメルマガとは、読者が読みたいと思う本文・内容があるからこそメルマガなのです。
広告はそれに付随する情報に過ぎません。

私のメルマガでも、私が自身で学び・実践してきたノウハウなどを公開しているわけですが、皆さんにノウハウを共有すること自体で弊社の売上はまったく上がりません。

しかし、読者の皆さんに役立つ内容(本文)があれば、次回も読んでもらえるわけですし、メルマガを読んだ方の一部だけであっても、広告に反応してくれるわけです。

ここを根本的に勘違いしてしまうと、

メルマガでひたすら自社広告を出す

読者が読むことに意味を感じない・役立たたない

配信拒否される・迷惑メールに設定される

広告費をかけてメルマガを集めないと効果がでない

という悪循環に陥り、結果として「メルマガは効果がでない」という結論に至ります。特に、メルマガで短期的に売上が上がった人ほど、中長期的には効果が下がり続けます。

ですから、メルマガは自社の広告媒体でありながらも、広告媒体と思って書いてはダメ・効果がでないんです。

あくまでも、見込客を含む顧客に対して、「有用な情報を提供する媒体」と考える必要があるのです。
繰り返しますが、雑誌をイメージしてくださいね。


とはいえ・・・読者にとって「有用な情報」を提供・発信し続けるのは難しいと思う方も多いでしょう。

私は現在、メルマガを週に4本書いています(ターゲットと内容はバラバラですが)。さらに、メルマガ以外にもブログ記事なども書いています。

いつもメルマガのネタ作りには困っている状況ですが、それでも何年もメルマガを書き続けることができています。
来週は、メルマガで書くべきネタ・コンテンツの作り方について解説します。


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