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eスポーツはProVisionをどう変えたのか

こんにちは!ProVision Booksです。

昨年1月に社内eスポーツ部「ProVision Nemophila」を立ち上げ、大会参加やイベント企画を実施。最近ではメディアに取り上げられることも増えてきました。

eスポーツ記事第2章となる今回は、eスポーツ部発足から今に至るまでの経緯やeスポーツが会社にもたらした影響などを、前回同様eスポーツへの取り組みの発起人である上席執行役員の中新井肇さんにお伺いして参りました!

▼『なぜProVisionはeスポーツに取り組み始めたのか。』が気になる方は、こちらの記事をお先にご覧ください!


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- 上席執行役員 中新井 肇 (なかあらい はじめ)- 
2007年ProVisionに入社。評価エンジニアとして活躍後、技術部門の部門長を経て、現在は人事・採用領域を統括。今年4月より、システナグループ会社の東京都ビジネスサービス株式会社、専務取締役も兼務。


繋がりから広がるメディア露出と大会参加

―今回もよろしくお願いします!

はい!お願いします。

―eスポーツ部の立ち上げから1年半程度が経つ中で、大会やリーグ戦にいくつも出場していますが、そこに至るまでに経緯を教えて頂けますか?

はい!eスポーツ部を作ってまず何から始めるかを考えた時に、すぐにできることとして社内イベントの開催を考えていました。ただ偶然うちの社員が、「そういえばこのクライアントの担当者さんもeスポーツに力を入れているそうですよ!」と言ってきて。すごくタイミングが良かったので、すぐにその方に連絡したんですよ。そうしたら、プライベートで華金杯というeスポーツ大会を企画しているほど、ものすごくeスポーツに熱い方で!笑 その方から華金杯に参加のお誘いを頂いて、メンバーの皆に聞くと興奮状態で「出たい!」と言っていたので笑、参加することになり、同時にスポンサーも引き受けました。せっかくのご縁なので、力になれることがあれば、と思ったからです。

そんなやり取りをしている中で、今度はいくつかの企業さんが共同開催している企業向けの大会にAfter6Leagueというのがあるらしいとお聞きしました。名の知れた企業さんも多く関わっていましたし、メンバーも是非出場してみたい!ということで、エントリーしたところ、幸運なことに出場が決定して‥、そのままの流れで協賛も決めました。メンバーの皆もこれだけしっかりとした大会に参戦できるとなると大変ながらも楽しそうでしたし、社内でも、応援をきっかけにeスポーツに関心を持つ社員が増えたように思えます。

この2つの大会参加を通じて、更にeスポーツ関連の繋がりが一段と増え、cogmediaさんやePARAさんなどから取材をして頂いたり、cogmediaさん主催のcogmecupへも参加することができました。こういう流れの中にProVisionが一緒に乗れたことで、あれよあれよという間に、様々に貴重な経験を積むことができましたね。

■掲載記事


―有名大企業と肩を並べてProVisionがいるのはとても誇らしいです!メディア露出という点では、eスポーツのイベントでパネリストとして登壇したこともありますよね?

はい。eSPORTS TRINITY™という企業向けのeスポーツイベントがあって、そこにパネリストとして呼んで頂きました。ちなみに、ここで一緒に登壇した方の中に一番最初に私にeスポーツについて色々と教えて下さった方がいて、お久しぶりです!という感じでした。笑 

―え!笑 繋がりがすごいですね!

始めた当時、eスポーツのこと右も左も分からなかったのに、2年経ったらイベントで同じパネリストとして登壇することになるなんて、想像もできなかったですよね。やはり当時思った、eスポーツ今だ!という気持ちは間違っていなかったと思いますし、ゲーム好きが多いというProVisionならではの強みを活かせるフィールドが広がって、本当に様々な意味で良かったなと感じています。

eSPORTS TRINITY™イベントレポート



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eスポーツで得られた効果と期待する未来

―eスポーツを始めたことでの影響ってどんなところにありますか?

1番はお問合せが増えたことですね。大会運営の方やeスポーツチームの方などからも沢山お問い合わせが来るようになった。実はエヴァeさんとのつながりも、その流れからでした。

チームの関係者の方と繋がる機会があり、何かProVisionとしてチームの為にできることはないかと考えたときに、アスリート社員として関東圏に住んでいる選手の方を受け入れて競技と仕事の両立を支援していくのはどうかなと思い、提案したんです。そうしたら、ばんばんご紹介頂いて。笑 結果的に今2名アスリート社員として所属しています。その2名をアスリート社員として採用したこともまた、うちの会社がeスポーツをやっているという認知にも繋がりましたね!

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―eスポーツ選手をアスリート採用、というのも、新しいですよね!

そうですね、あまり聞いたことはないですね。eスポーツもスポーツなんだ、という1つのブランディングにも繋がるかもしれません。

あとはやはり、eスポーツ切り口でメディア露出や登壇などが格段に増えたことが1番大きいですね。メディアの皆さんは、それほど有名な会社ではないけれど、eスポーツに取り組むことで会社の価値を高めているロールモデル的な会社と思って下さっているようで、それは本当に有難いと思っています。何度も言いますが、熱量高く自発的に動いてくれるメンバーのお陰ですけどね‥!

―登壇したときも社内の熱量の高め方を尋ねられていたことがありましたね。eスポーツを始めたけど社員の温度感が中々上がらなくて運営が厳しい…といったお悩みを持つ方からのご質問で。

確かに、普通の企業さんだと結構そこに引っ掛かりがちなのかもしれないですね。そういう質問を受けたら、正直に、うちの会社は最初からやる気がある人が多いと答えていますが…。笑 ただそういう状況はやはり、やる気がある人が常にいる状態にするしか解決策はなくて、そう思える環境を提供するしかないんだと考えています。具体的に言うと、間口を広げて新しい人をどんどん受け入れる。熱量が高い人にはやりがいのあるポジションを任せてみる。うちも少し前までは主任レベルのメンバーが仕切ってやっていましたけど、今期から熱量高くやってくれる現場のメンバーを幹部に指名して、今はその子たち仕切りで色々任せていますね。

オンラインesports大会2 (1)


―最後に、eスポーツを通じて、期待する未来を教えて下さい!

ビジネスとしてeスポーツに取り組みたいです!今行っている取り組みを継続しながら、そこから派生する形でビジネスにしたいですし、なるだろうなとも思っています。実際にいくつか動いていることも多くありますし。今期から私がシステナグループ会社の東京都ビジネスサービス株式会社(以下TBS)を兼務している関係もあり、TBSとeスポーツとProVisionで新たなシナジーを生むことができると考えています。「障がい者×IT×eスポーツ」は色々な側面の可能性に溢れているので。

あとはもっと大きなことを言えば、eスポーツProVisionだけでなく、eスポーツの自体の価値や、関わる人・業界の価値も上げられたらいいですね。多くの人が笑顔になる新しい取り組みを創り出せるよう、これからも繋がりを活かしてどんどんチャレンジを続けていきたいと思っています!

ーその未来がとっても楽しみです!本日は有難うございました!

こちらこそ、有難うございました!


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■中新井さん Twitterアカウント