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社員のエンゲージメントを高めるコロナ禍での社内イベントの在り方

皆さん、こんにちは!ProVision Books広報担当です。

先日、ProVisionでは夏の一大社内イベント「サマーパーティ」を実施しました!eスポーツ大会をはじめ、オンラインにて様々なコンテンツを配信し、多くの社員が夏の夜を楽しみましたが、今回の記事では、サマーパーティの振り返りからコロナ禍での社内イベントの価値や効果をまとめてみました。

テレワークの浸透でコミュニケーションの希薄化が懸念される中、様々に打ち手を講じてきた企業さんも多いと思います。依然として大勢が対面で集まることが難しい状況でありますが、このオンライン社内イベントが、コミュニケーション創出と組織活性の新たな打ち手となれば嬉しいです。


オンライン全社イベント実施の背景と目的

ProVisionには2005年の創業から大切にしてきたコトがあります。それは、『社内イベント』。

社員間のコミュニケーション促進、企業に属する社員の思考や行動原理の浸透、組織文化の醸成を目的とし、忘年会やBBQ、社員旅行に綱引き大会など、対面での社内イベントを1年に3、4回行っていました。これは創業当時の社員がまだ数十人の頃から、会社の規模が大きくなり社員が数百人に増えても、絶えず続けてきたことです。

▼2019年に実施したBBQ

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とはいえ、社内ベントを大切にする企業文化は、何ら珍しくありませんね。

ただ、コロナが流行しテレワークが主流になった今、コロナ以前と同様にイベントを開催する企業さんは確実に減っています。会社からの情報共有は一方通行の動画配信でできるものの、社員同士双方向のコミュニケーションが可能な社内イベントの開催となると、なかなか踏み切れない企業さんも多いように思えます。

そんな中で私たちは、長く大切にしてきた『社内イベント』を、ただやらない選択をするのではなく、この時代に合った形で実施できないかと考え、『eスポーツを取り入れたオンライン全社イベント』という新たな形を見つけました。

▼昨年のオンライン忘年会の様子

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もともとProVisionはゲームの品質検証も多く扱う会社で、ゲームが好きな社員も多いです。コロナになる以前にも小規模ながらにeスポーツ大会を開催していたこともあり、コロナが流行り出した年の全社イベントにeスポーツを取り入れることは自然な流れでした。また、ちょうど同じ頃に社員が集まって結成されたeスポーツ部「ProVision Nemophila」の存在もこの形でのイベント開催への後押しとなりました。

▼ProVision Nemmophila のメンバー

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▼eスポーツ部広報担当Twitter


■オンライン全社イベントの効果

これはあくまでProVision内での話ですが、オンライン全社イベントを開催し始めてから、離職率の低下、社員エンゲージメントの向上が感じられるようになってきました。(勿論、他にも要因があるかもしれませんが‥)

イベントとはいえど会社としての情報共有も盛り込むことで、会社を自分事として捉えられる社員が増えますし、イベントの存在はチームコミュニケーションの活性化に繋がります。

また、札幌、高崎、横浜と国内3拠点、国外にも1つ拠点を持つ私たちは、オンラインで開催することで離れた場所からでも同じ会場で同じ時間を共有することができ、同じ部署間や拠点間でのコミュニケーションが活性化されるだけでなく、会社全体の一体感も高まります。

こうした小さな積み重ねが、結果的に離職率の低下やエンゲージメント向上を招いたのだと考えています。


■今回のサマーパーティの内容

今回開催したサマーパーティは、ボンバーマンがタイトルのeスポーツ大会をメインに、アスリート社員のW杯速報や新サービスリリース、本社オフィスリニューアルといった会社の情報を共有するProVisionNews、さらにはサマーパーティの数日前にお誕生日を迎えた社長のお祝いをサプライズで実施しました。

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これらのプログラム内には、社員参加型となるような工夫が様々に施されていました。eスポーツ大会では、実際にゲームをする30名以外は画面越しに観戦のみとなるため、観戦者はその場で優勝者予想をし、予想が的中した社員には景品を用意するなど、見ている側も楽しめるようになっています。リニューアルされた本社オフィスの紹介時には、社員より公募した応接室名の発表もありました。

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当日は横浜本社オフィスを配信会場とし、札幌、高崎、横浜、ベトナムを拠点とする社員がZoomで参加。当日の参加者数や配信中のコメント総数は以下の通りです。

・参加人数         407人/500人
・総コメント数       2,431件
・1人辺りの平均コメント数   6.0件  
                             

■サマーパーティを開催してみて感じたこと

・zoom全体配信を見ながら同期社員や部署仲間同士でLINE通話を繋ぐ社員も見られ、オンラインイベントの新たなコミュニケーション方法が発見できた(想像するに、そのLINE通話とても楽しそうです)

・コメントという一人対多数のコミュニケーションだからこそ、観覧している社員は気軽にコメント投稿ができる(ボンバーマンのプレー中に自爆してしまった上司に気軽に「wwww」と送ることができます)

・大勢ではないものの何人かの社員にスポットライトを当てることで、普段は関わることのない社員のことも知れる(今回はMCスキルが高すぎる社員が発見されました)

その他にもありますが、今回はこの辺で。

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これからも私たちは、時代に合わせた形で社内イベントを楽しみ、繋がりが強い組織を作っていきたいと思います。皆さんの会社や組織でも、イベントを通して組織活性が進むことを願っています!