入学後はトップにもなれるが簡単に最下位にもなれる
首都圏での中学受験率はおよそ20%です。
その中学受験をする生徒の中央値が偏差値50になります。
偏差値50の生徒は小学校では勉強はできる方だけど、じぶんよりできる生徒が一人か二人いる状態だと思います。
そんな生徒が私立中学に行った時のことを考えてみましょう。
合格したのが80%偏差値が50の学校。
ということは、入学してくる生徒は偏差値48~52くらいだと思われます。
では、中学受験偏差値52を全生徒で置き換えて考えてみましょう。
偏差値52=上位42%
上位20%×上位42%=上位8.2%=偏差値64
偏差値45=上位58%
上位20%×上位58%=上位11.6%=偏差値62
お分かりいただけますでしょうか。
同じ学校に入学してくる生徒は、入試のでトップに近い点数であっても、びりに近い点数であっても、その学力差はとても小さいのです。
ということは、中学に入学後にどれだけ頑張って勉強するかによって、学校での成績は変わってきます。
偏差値として余裕を持って入学したからと言って、勉強を疎かにすれば簡単に最下位になれるのです。
ぎりぎりで入学しても、きちんと頑張れば上位の成績を取ることも可能です。
中学入学がゴールではありません。
その後をしっかりとがんばりましょう!
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