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小学校の英語授業が英語嫌いを増やしている

ヤフートピックに出てきたこの記事について思うところを記してみます。

まず、小学生に英語教育を導入したことの是非について考えてみます。
今の日本の現状を考えると、国内マーケットだけを考えて事業を成り立たせ続けることは厳しくなっています。
国内産業の代表のように考えられていたたばこ産業のJTはもはや日本有数の国際企業になっています。新規住宅を建て続けることで成り立っていた住宅設備メーカーのLIXILも海外比率を上げています。キリン・アサヒな・サントリーなどのビールメーカーももはや国内企業とは言えないレベルにまで海外比率を上げています。
自分の大学時代の知り合いは国内企業の代表のようなJR東日本に就職しましたが、現在の仕事は列車運行システムの海外セールスがメインだそうです。

日本人が日本企業に就職するには日本語だけができれば良かった時代は終わりつつあるようです。海外進出をしている企業からすると、国内でしか通用しない日本語しかできない日本人は必要ではないのかもしれません。

日本人が日本企業に就職する場合であっても、英語が出来ることが最低条件となる時代はもう来ていると言って過言ではないでしょう。

そんな時代になっているからこそ、小学生からしっかりと英語を学習して使える英語を出来る様にしていく必要があるのです。

ですから、基本的に小学校に英語教育を導入することは賛成なのです。


日本の英語教育は基本的に受験対応という事でしか考えられてきていませんでした。ですから、会話を中心としたオーラルイングリッシュは重視されていません。
また、入試問題も英文和訳がまだまだ多く出題されています。
そのため、読解も「受験英語のルールに基づいた英文和訳」と言うものに固執しています。
多くの学校の先生が自分が習得した方法でまた指導をしいるので、この40年間で英語指導法は一歩も進歩していません。


現在行われている小学生の英語教育と中学での英語教育が全く連動していないので、中学に上がると大量の落ちこぼれを生み出しているという問題があります。そこに悪魔のささやきで「AIによる自動翻訳が発達するから外国語の学習は不要だ」と言うのを信じてしまうのです。

この記事の著者「江利川春雄」先生は文化的背景を知らずに意味を取ることができはい。だからAIによる自動翻訳には限界がある、と言い切っています。

「日本語が不十分なのに英語なんて」これもよく言われます。
現在の日本語能力に見合った英語力をつけていくこと。それにどんな問題があるのでしょう。日本語が完璧になる年齢とはいったい何歳なのでしょう。
英語耳は10歳を過ぎると身につけるのに時間がかかるとも言われています。
無駄な苦労をするよりは早い段階で英語を習得しておいてどのような問題があるのでしょう。



小学校教員で英語が得意と言う先生はほとんど見たことがありません。苦手を教えると、生徒に苦手がうつると言われています。

英語の指導は適切なメソッドで指導すればちゃんと伸びます。
現在の小学校で行われているのは苦手にしている先生が、テキストに書いてあることをどうにかこうにかやっているだけです。そんな状態では英語を苦手つするこどもを量産しているだけになってしまいます。


明るい日本の将来のために、適切な教育を広げていただきたいと切に思っています。


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