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0406 - 本を選んでもらう楽しさ

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人並み以上には本を読んでいる(購入している)と自負している。

自分が読む本(買う本)をどうやって選んでいるかというと、大きく分けて以下の3つ。

1. )本屋で見かけて気になって。
2. )SNSで知り合いが紹介していて気になって。
3. )書店や出版社のアカウントのみフォローしているTwitterアカウントがあり、そこで目にして気になって。

Amazonなどで「こんな商品もオススメです」といったレコメンド系は今でも偏りが大きい印象なので参考にすることはまず無い。「自分で見つけて」もしくは「誰か=人が紹介していて」で選ぶ&決めることがほとんどだ。

ただ、それでも決定権を握っている限り、最終的には「自分の好み」で選んでいる。今年もいろんな本を買ったり借りたりして読んだが、振り返ってみると傾向に偏りを感じてしまった。いかんいかん。

会社を経営している身なのと、本を読む=知見を得ることは視野を広めることなので仕事に大いに役立つということもあり、書籍購入に関しては毎月の上限を決めつつ「新聞図書費」として経費にしている。

この、経費で購入する本の一部から「自分好み」という偏りを取っ払ってみようと思った。

やることは単純。自分が信頼する方からオススメしてもらった本を「選り好みせず」購入して読む。

というわけで、どの人に相談しようかなと考えたところ、以前チラッと立ち寄った際に、オーナーさんのお人柄と置いてあるラインナップでグッと来たお店が頭に浮かんだ。

浜松市の浜北区にある『フェイヴァリットブックス L』というお店。マンションの一室で営業しているという点がいかにもセレクトショップな本屋といった面持ち。

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ちなみに、お店に向かう前、オーナーの高林さんに以下のメッセージを送った。

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「考えておきます。少しお話聞かせてください。」と返答を頂いたので喜び勇んでお店へ。

友達の家に遊びに来たような居心地の良さ。ゆっくり寛がせて頂きながら雑談をしつつ、好みの傾向というよりも「どうしても拒否しちゃいそうなジャンル」をさりげなく確認してくれた。

「これって読みました?すごく良いですよ」「これもねー、浜松に来ることある人ならぜひ読んでもらいたいなー」などなど、いろいろオススメしてもらいながら予算に近い組み合わせで最終的に決まったのはコチラの3冊。

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どれも自分からは手を伸ばさない(少なくとも購入しようとは思わない)本ばかり。でもオススメしてもらうとガッツリと興味が湧いてくるのが不思議で面白い。

この3冊を並行して少しずつ読み進めているけど、たしかにどれも個人的に大当たりな匂いしかしない。これまで開けたことの無い扉が開いていくような感覚って純粋に楽しい。お願いしてみてとても良かった。

これからも「オススメしてもらった本を無条件で購入する」ということを続けてみようと思う。

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