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0245 - 危機感+ポジティブ

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前回書いた配信ライブを行ったのは、四谷にあるアウトブレイクというライブハウス。

というわけで、個人的にどうしても外せない用事のため、世間が騒ついている時期ではあるが静岡を離れて東京まで行ってきた。

およそ5ヶ月ぶりの東京だったが、新幹線は東京駅に着いた時点で車両に自分も含めて3人だけ。有楽町や銀座など常に人で溢れかえっている場所がどこもガラガラ。自分が知っている東京とはすっかり別世界になっていて予想以上に驚いた。

今回は目的以外の場所には一切訪れることもなく、渋谷や新宿などの繁華街にも近づくことなく、移動のメインも徒歩だった。

お店やホテルもスタッフのマスク率100%なのはもちろん、自分が足を運んだ場所においてはフェイスシールド率も半数を超えていた印象。入店時の消毒と検温の必須率もほぼ100%。携帯用の消毒液を持参しつつこまめに手洗いも徹底したのだが、新型コロナ感染経路として「飛沫」と「接触」が危険という観点で比べると、繁華街にさえ近づかなければむしろ現在は東京のほうが密や接触を防げて安全だなと真面目に感じるレベルだった。

この時期に東京へ行ったことを正当化するつもりは毛頭ないのだが、都内で営業しているお店や会社からは「自粛ではなく、コロナ対策をしながらできることをやっていこう」て気概が強く感じられ、感染予防と経済活動のバランスの取り方について、短い滞在ながらも「体験」として個人的には良い影響&ヒントも多分に得られた。

やはり実際に行って見てみないと知れない気づけない理解できないことはとても多い。また、世間で報じられている一画だけ切り取ってイメージが固定されてしまったり、深く考えずに決めつけで判断してしまう危険性についても気を引き締めなければなと思った。

語弊があるかもしれないが、今回東京へ足を運んだことで、やはり「危機感を持つと人は強くなる」ということを改めて感じた。試行錯誤と行動のレベルが桁違いに上がる。

直接的に自分の身が危機に晒されないと(または大きな不満を抱え続けて我慢の臨界点を突破しないと)人はなかなか考えて行動することができない。危機に晒されていない状態で考えて行動しても、どこかで「甘え」のようなものが働いて「とりあえず考えました」「とりあえず動きました」といった結果にしか辿り着けないなんてことはザラにある。

言い方を変えると、「本気で危機感を持つ」「でも前向き(ポジティブ)」という2つの要素が揃うと「これから」に向けて良い方向へガッツリとアクションを起こせる。本気で危機感を覚えるポイントが「足下に火が着いたから」なのか「対岸に火が見えたから」なのかは人それぞれだとは思うが、「やめよう」ではなく「変えよう」という方向で動く際に「危機感+ポジティブ」て重要なポイントだなと、とても強く感じた。

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