0229 - 最も古い自分の記憶
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思い出せる「最も古い自分の記憶」って何だろうと、ふと気になった。
で、5分ほど記憶の糸を手繰り寄せてみたところ、以下のような光景に辿り着いた。
・建て直しする前の家のリビング
・母親に膝の上で抱えられながらテレビを見ている
・「ただいまー」と叫びながら兄が幼稚園から帰ってきた
2歳上の兄が幼稚園から帰ってくるということで、たぶん自分は2〜3歳。時間帯は昼過ぎだろう。3歳下に弟がいるのだが、その弟が既に産まれた後なのかまでハッキリとは思い出せない。
よく、記憶って実はとても曖昧で、例えば親や親戚のおじさんおばさんから「○○ちゃんは小さい頃こんなことがあってね」という昔話を聞いて後からイメージしたものを記憶として作り上げてしまうことも多々あると言われる。
なので、この思い出した光景も「自力で覚えていたこと」ではなく、後から聞いた話や写真によって「作り上げられた記憶」である可能性は充分にある。厄介なことに、そのどちらなのかを確かめる術は無い。そもそも、そこを気にする必要は全く無いけど(笑
ちなみに、思い出した光景がきっかけとなり、今これを書きながらも次々と懐かしい記憶が連鎖反応的に蘇っている。すっかり忘れていたあんな名称、こんな人物、そんな体験などなど。頭の中にある引き出しがどんどん開いていくのは楽しいだけではなく、単純に気分がいい。
何かテーマを決めて、記憶の糸を手繰り寄せる。また1つ、楽しい・気分がいいを自家発電できる術を発見できたように思う。
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