プロトアウトスタジオ学級通信Vol.2 〜しくしくじり先生に学ぶプロトタイピングと明日に向かって中間発表〜
プロトアウトスタジオの@r19_techです。普段はエンジニアをしています。
この学級通信では、授業の内容を紹介したり授業アンケートに寄せられた声に回答していきます!
授業の取り組みや、受講生の生の学びの声を紹介して、プロトタイピングってワクワクするな!と思ってもらえたら嬉しく思います!
前回の学級通信はこちら
これまでの授業と今回からの授業
授業はいろんな形態があるのですが、今行なっているのは全6回のコースです。
前半3回はインプットのフェーズで、LINE Bot、withMake、Teachable Machine、Glide、PAD(Power Automate Desktop)といったノーコードツールを学びプロトタイピングへの理解を深めていきました。
LINE Bot + withMake の作例
Teachable Machineの例
今回の授業から後半戦に突入!これまで学んだ技術と、企画力、職場の人を巻き込む力を総動員して、最終制作に取り掛かります!
今回の授業の位置付けは「中間発表」で、本番発表を想定して、発表したい内容をスライドにまとめて方向性の確認を行いました。
次回は「本番発表リハーサル」で最終制作を進めつつ、発表スライドを本番並みに仕上げて授業内で発表会を行いさらなるブラッシュアップ
次々回は「最終制作本番発表」で、会社の方にも来てもらって最終発表を行います。
卒業生のキーノートスピーチ
卒業生の@ameさん@ezoistさんから、自身の体験談、どうやって最終制作に取り組んだか、終わってからわかるやっておけばよかったことなどを発表いただきました!
やはり、卒業生からのリアルな声というのは、授業とは別の角度から受講生の心に届くようで、反応もとても良く、最終制作に向けて強張っていた表情がすこし柔らかくなったような気がしました!
中間発表&フィードバック
中間発表では、PowerPointやGoogleスライド、Canvaなど各自使いやすいツールで最終発表のイメージをざっくりとまとめて発表を行いました。
ここまでのプロセスでの努力はウソをつきません。「わかりやすく伝えるにはどうすればいいんだろう?」を必死で考えてきた6週間の甲斐もあり、荒削りでもわかりやすい良いまとめ方をしていました。最終発表に向けて、皆さんがどうブラッシュアップしていくのかワクワクします。
講師からはもちろん受講生同士のフィードバックも活発で、お互いに高め合う仲間というものは本当に良いものです!
実際にアンケートにあった生徒さんからの声です
もくもく作業
オフラインであれば、発表のあとの感想戦もワイワイ盛り上がりますが、オンラインの授業では、どうしても受講生同士のコミュニケーションは少なくなりがちです。
Gatherのようなオンラインで集まれるツールはそういう時にとても役立ちます!
最終発表に向けてどのようにブラッシュアップされるのか本当に楽しみです!
学級通信:授業アンケートへの回答
ここから授業後のアンケート内容を抜粋して回答していきます。
ここからは主に受講生に対しての学び共有です。
学びになったと思った事象やキーワード
授業の中でも話していましたが、「実装に時間をかけて少ないFB」よりも「サクッと実装して多くのFBを得る」のが大切ですね。
制作のクオリティが上がるだけでなく「本当に必要な機能に集中できる」「いろんな人を巻き込むことで応援してもらえる」といった心強い効果が付いてきます!
とても良い体験だったと思います!
「脳は主語を理解できない」という性質があると言われています。人へのFBが自分に返ってきたのは、本当に真摯に、どうしたらもっと良くなるか?と考えた証拠なんだと思います。
人へのFBは、自分に返ってくると気づき、率先して動いていく姿勢本当に素晴らしいと思います!
アプリ作ってみたはいいけど、作業環境的に使うのが難しそう。。。という悩みを抱えていたので、ふと「たとえば予習など、作業環境を気にしなくてもいい別の用途で使うのはどうでしょう?」とFBしたところ、一歩先に進めたようで本当によかったです!
「岡目八目」という言葉もあるように、一生懸命課題に向かっているからこそ見えなくなる部分もあるので、関係者に限らず、全然関係ない人にFBをもらうのも大切なことですね。
最終制作の課題について、他の方から辛口のFBをもらい、このまま制作していいのか迷われていたのですが、吹っ切れたようで良かったです。
FBをくれる人もそれぞれの背景があり、いろんな意見が出ます。前回の学級通信にもありましたが「共感的な意見より否定的な意見にヒントがある」場合もあります。もちろん人間ですから否定的なFBを受けると、自分ごと否定されたような気がして凹むこともありますよね。
心に余裕が出てきたら、上記の言葉を思い出して、否定的を受けたのはどういう表現が足りなかったんだろう、と分析できるといいですね。
今困っていることや悩んでいることなど
発表スライドのいいところとして、両方作って、片方を非表示にして反応を試せる、というところがあります。
自分の直感はとても大事ですが、外れることもあるので、発表資料でも検証をしてみると良い発表に近づけることができると思います。
会社の人に見てもらう手前、立派なものを作りたい。という気持ちはとても分かります。でも、いきなり「立派なものを作る」というのは、誰だって難しいですし、難しいから誰も手を出せない問題って会社の中にもたくさんあるんじゃないでしょうか。
プロトタイプを発信をすることで、「解決できる誰かに届いた」「協力してくれる人が見つかった」「課題解決の解像度があがって設備に投資が決まった」など、「組織を変革する」という目的もあると思えば、すこし気が楽になるのではないでしょうか?
新人エンジニアも同様の問題で悩むのですが、「質問しているうちに上手になるから気にせず質問するといいよ」と答えています。
実際、回答する側としては、バンバン質問してくれた方が「どこまで理解しているのか」「どこから理解していないのか」「思考のクセ」などが分かってありがたかったりします。
その他
授業で学んだことを、他のところでも活かそうとする姿勢とても大切です!
普段、会議の資料を作られてると思いますが、プロトアウトの授業で求められるものは、いつもと違う人に向けて発表する必要がありたくさんの学びがありますよね。いくつになってもいろんな経験が学びにつながるので、これからもいろんなことにチャレンジしていってほしいなと思います。
みんなで話す時間とても大切ですよね。
もくもく会が活発に行われていますし、もしやっていなかったら自分で開くくらいの気持ちで臨んでみてください!
次回、本番発表リハーサル
本当に早いもので、次回の授業で本番相当の発表練習です。
過酷と評判(?)のこの授業も、そろそろ終わりを迎えてしまいます。
受講生のみなさん、業務との両立が本当に大変そうですが、もう一息頑張りましょう!!こちらも精一杯サポートします!
皆さんなら本当にステキな発表になると、ワクワクしています。
とはいえ、時には息抜きも大切ですからね!家庭も大切に!
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