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デジタルサイネージ検討のチェックポイント

デジタルサイネージを導入しようかな? と考えたとき、まずは何を確認しますか?
大まかには家具や家電を買うときと同じです。予算、設置スペース、電源……
ただデジタルサイネージ特有のチェックポイントというのもやはりあります。

この記事では「デジタルサイネージ検討のチェックポイント」として、私たちがお客様にヒアリングするとき確認する内容をご紹介します。
先にチェックしておけば話が早いですし、自分で機材を揃えて設置することも出来るかと思います。
新入社員向けの説明にも役立つかもしれません。

ハードについて

・屋内?屋外?

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屋外用サイネージは防水・防塵対応と、直射日光に負けないよう高輝度に作られています。
また半屋外(屋根だけある、アーケードの中に設置する)の場合、屋内用を設置されているケースも多いですが、故障や寿命が短くなるリスクがあります。
屋内に設置する場合も、直射日光が当たる場所だと画面が暗く見えてしまいますので、「屋内用高輝度」の製品を選んだ方がいいでしょう。

・横向き?縦向き?

街中や駅で、縦向きに設置されたデジタルサイネージを見たことがあると思います。
ポスターのデータを使いまわせる、実寸より大きく見える、幅を取らないので設置しやすいなど、いいこと尽くめのようですが落とし穴があります。
実は家庭用テレビのほとんどは縦置きに対応しておらず、故障の原因になるんです。
業務用(サイネージ用)液晶モニターや、パソコン用モニターなら縦置きに対応していますが、製品によっては「右向き縦置きのみ対応」など条件がある場合もあります。
横向き・縦向きに限らず説明書・仕様書をよく読むことが重要です(面倒ですが……)

・どこに、どんな風に設置する?

今はデジタルサイネージのスタンドや取付金具が様々な種類出ています。
キャスター付きのスタンド、壁にピッタリ設置できるスタンド、天井から吊る金具、壁に取り付ける金具、上下左右に首を振れるタイプ、木目調でオシャレなスタンド……
「モニター スタンド」「モニター 金具」「モニターアーム」などで調べるとたくさん出てきますので、イメージに合った物を選びましょう。
ただし壁や天井に設置する場合、建物側の強度が問題になってきます。特に天井は素人では難しいので、必ずプロに付けてもらいましょう。

ソフトについて

・オフラインで更新する場合

デジタルサイネージに映像を流すにも、方法はたくさんあります。
一番シンプルなのは、DVDプレイヤーやメディアプレイヤーを使って映像・画像を流す方法です。
USBメモリやSDカードを再生できるメディアプレイヤーなら、更新の手間は少し減ります。
またサイネージ用の液晶モニターはモニター自体にメディアプレイヤー機能が内蔵されていたり、AndroidOSが入っている場合もあります。その場合モニター自体にUSBメモリやSDカードを差して映像をループ再生することができます。
ただし多くの場合「画像のみループ再生」「映像のみループ再生」となっており、画像と映像を混ぜて再生することは出来ません。

・オンラインの場合

「デジタルサイネージソフト」や「コンテンツマネジメントシステム(CMS)」と呼ばれるソフトウェアを使うことで、インターネット越しにコンテンツを更新することが出来ます。
WiFiか有線LANをデジタルサイネージと接続する必要がありますが、近年はWiFi環境が当たり前になってきているためこの更新方法が主流になっています。
CMSは国内外の様々な企業が開発しており、「デジタルサイネージソフト 比較」などで検索すると様々なソフトが出てきます。
選ぶ際のポイントは、費用の安さももちろんですが、使いやすさを最優先にするべきでしょう。

まとめ

デジタルサイネージの市場が広がるにつれて、様々な製品やサービスが続々と作られています。便利になる一方、製品が多すぎて何を選んだらいいか分からない、という悩みも起きてきます。
買ったはいいけど上手く使えない、使いたい機能が搭載されていなかった、などのトラブルがないようにしっかり調べることが重要です。

㈱プロテラス 公式サイト

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