立教大学経営学部中原ゼミ「20’s展」

立教大学経営学部中原ゼミで組織開発と人材開発を学んでいる学生さんが開発したワークショップを体験できるイベント「20’s展」に参加しました。

開催されたワークショップは、
1．職場全体で支える！中途採用者のオンボーディング：ニューノーマルの波に乗れ！
2．さぁ「冒険」のはじまりだ！〜新入社員の現状把握でOJTが変わる！？
3．キミに決めた！打倒”オンラインモンスター：オンライン会議と参加者のエンゲージメント
4．動画で学ぶ「オンラインフィードバックの落とし穴！」：部下の悩みを見える化するには？～
の４つ。

私は、「中途採用者のオンボーディング」と「オンラインフィードバックの落とし穴」に参加してきました。

いずれのワークショップも、オンラインがテーマとなっていましたが、その課題は、対面での業務でも完全にあるあるなものばかり。
社会人未経験の学生さんなのに、鋭い視点だな！と感心するばかりでした。

「オンラインフィードバックの落とし穴」では、部下の面談を任された上司の方が活用できる、面談前の事前チェックシートや部下のタイプ別対応マニュアル、面談記録用フォーマットの提案もあり、これらはアレンジしながら現場でも十分に活用できるなというクオリティでした！
中でも、驚いたのが、学生さんたちのフィードバックについての経験学習の深さでした。
立教大学経営学部は、リーダーシップ教育の実践では国内トップクラス。
1年生のうちから、企業の課題解決に取り組むという授業があるそうなのですが、なんとそのフォローをするのは上級生！
1年生と定期的に面談をしながら、進捗状況の相談に乗ったり、フィードバックをしたりしているそうなのです！
そんな体験を通して、「オンラインフィードバックって難しいな…」と思ったことがテーマ設定につながったと話していました。
学生のうちから、当たり前に後輩と面談をして、フィードバックをして、一緒に成果を出していく…
そんな子たちが就職したら、うっかり上司よりも新入社員の方が、面談力、フィードバック力が高い！？なんてことも起こってくることもありそうです(笑)
受け入れる側の企業も負けていられないですね！！！

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/12714