【解読#4】PropTech 3.0: the future of real estate (4) Chapter 3 PropTech 2.0: the new wave

それでは、現在の潮流であるPropTech 2.0の概要を見ていきます。

CB Insightによると、2019年時点でプロップテックにより88億USドルの資金調達が行われました。調達金額は前年対比約65%の増加で、一件あたりの平均調達金額は1,090万USドルから1,740万USドルに上昇しています（本リサーチレポートでは2015年までのグラフを掲載）。

なお、シードファンディングとは、初めて外部より資金を調達するラウンドのことです。調達された資金は、主に市場調査やプロトタイプ商品・サービスの開発のために使われます。

また本レポートでは、2016年時点の住宅系の投資市場規模は市場全体の約4割を占めており、商業用不動産の約5倍の市場規模となっています。

【出典】
CB Insight, "How Real Estate Tech Investment Is Trending", https://www.cbinsights.com/research/real-estate-tech-funding-trends/

Paid, "資金調達ラウンドとは？",
"https://paid.jp/v/contents/pre/useful/ipo_financing.jsp