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神奈川北部(田都&港北NT)とクルマの親和性

私、コイルの生活の主軸となっているクルマ。なぜ田都沿線に住みクルマを持つのか、郊外でクルマを乗り回す生活の魅力はどこなのか、今回は地元近辺に焦点を当てご紹介したいと思います。

機械としての「車」⇔相棒としての「クルマ」

あくまで生活の足としての「車」、対照的に豊かに暮らすための嗜好品としての「クルマ」、この記事ではあえてこの2つに意味分けします。

「クルマ」を持つ積極的理由

①道が広い、歩車分離→運転しやすい

土地区画整理事業によってできた街が大半を占めるため、都市計画に沿って広い道路と歩道が張り巡らされています。
歩行者が多く通る場所には、必ずといえるくらい歩道が整備されています。運転する側としては、子どもの飛び出しや障害物の飛来のリスクが下がるため、過度に神経を尖らせる必要がありません。歩く側としても車の往来を気にする必要がありません。ベビーカーや車椅子等で移動する場合は特にありがたいです。

そして、街全体として道幅が非常に広いです。戸建の前でも6.0m、片側1車線の幹線道路で12.0m、大きな幹線道路では数十メートルになります。中央分離帯+両サイドに街路樹といった道路も数多くあり、幅員のゆとりが運転のストレスを軽減してくれます。

片側3車線、中央分離帯、両側街路樹の歴博通り

②道路網の充実度

東名高速:東名川崎IC、横浜青葉IC、横浜町田IC
第三京浜:都筑IC、港北IC
首都高K7:横浜青葉IC、港北IC
国道246号線
と遠出の際の道路網が豊富です。

東名高速→都内、県央、湘南、静岡、山梨、名古屋方面
第三京浜→横浜南部、横須賀、三浦方面
首都高→羽田空港、海ほたる、房総半島方面
と、目的地によって使う高速を使い分けられます。

このエリアはどこに住んだとしても、10分走ればいずれかのインターにアクセスできるため、車があると遠出が容易になります。

③子どもが多い

子どもが2人、3人、4人と増えるにつれ、電車やバスでの移動は大変になりますが、車だと負担が軽減されます。乗り換えなどもなく、エレベーターを探したりする手間もないです。
荷物はクルマに置きっぱなしでいいですし、出先では簡易的な更衣室としても使えるので便利です。自分たちだけの空間で、周りの人に気を遣う必要がないのは最高です。
このエリアの戸建ては5人家族の割合も高く、クルマとの相性抜群です。

④商業施設が車での来場を想定している

このエリアは商業施設の駐車場が超充実していて、駅直結の施設でも数百台の駐車場があるのは当たり前で、駅から離れると平置駐車場になります。
大型車が多い地域からか区画もゆったりしていて、駐車やチャイルドシートを使う場合でもストレスが少ないです。

駐車場サービスの相場は、2000円で2時間です。施設によってはカード優待や、平日1時間サービスなどがあります。
私が一番頻繁に訪れる「ノースポートモール」はセンター北駅直結ですが、実は電車で訪れたのはわずか2回のみ(それも家族との待ち合わせをしていて帰りは車)です。駅直結にもかかわらず、駐車場はなんと1,590台も用意されています。(これでも週末は満車になることも)

激安系のスーパーで買いだめしても、カートのままクルマまで運びそのまま帰宅できるのでとても楽です。駅から家まで歩く必要もなく、戸建ての場合は玄関前に駐車場があり、実質スーパーと玄関が直結しています。

例として、あざみ野ガーデンズやららぽーと横浜、川崎市北部市場は駅から距離があり、クルマがないとそもそも行先として選択肢に入りにくいですが、クルマがあることで行動の範囲も大きく広がります。
駅前商業施設の充実度も異次元の地域ですが、車があるとさらに別次元に。

「車」を持つ消極的理由

ここまで利点をご紹介しましたが、このエリアは「車を持たないと生活が不便」という消極的な理由で持つ方も大勢いらっしゃいます。

①坂が多い

横浜や田都と聞くと坂をイメージされる方が多いと思います。それは完全に正解で、生きていく上で坂とは「足を鍛えてくれる愉快なお友達」といった関係になるのが必須です。たまにこいつは階段にも化けます。

特に重い荷物を持って歩くのは苦行以外の何物でもなく、猛暑の日や悪天候の日は尚更キツイです。キツイというか無理に近いです。

青葉台2丁目のキツめの坂

②公共の交通網

駅から歩ける範囲に住んでいれば困りませんが、私の実家がそうだったように駅から遠い地区に住んでいる住民も非常に多いエリアです。

幸いにも私の実家はバスが1時間30本くらい(朝/夕)来るエリアでしたので良かったものの、大半の地域はピーク時でも10分おき、閑散期は毎時1本の路線もあります。このような地域では車は必須です。バスは1回220円とそこそこの金額がかかるため、家族で移動するなら経済的にも車一択です。

③身の回りで生活を完結できない

これも駅近物件には関係ないですが、低層住宅専用地域が大半のためスーパーやその他の施設は基本的に徒歩で完結できません。バスに乗って最寄り駅に出るよりも、車でモールに行きすべての用事を1ヶ所で済ますのが時間も手間も減らせて便利となりがちです。

クルマがQOLを上げる最後の1ピース

田都や港北NTは車があってこそ120点になる街だと私は思います。郊外型の暮らしを満喫しつつ、定期的に都内に出るのも不満はない。そして横浜に出るという選択肢もある。
クルマがあると気になるお店にランチタイムでも行けることもあります。徒歩と車の片道5分で行ける距離は大きく変わりますからね。

人生は一度きり

クルマには多額の費用がかかりますが家族との思い出にもなります。家と同じで買いたい時が買い時だと思います。
田都沿線や港北NTには多数のカーディーラーがあります。軽自動車からポルシェやフェラーリまで幅広い国の正規ディーラーがあり、自分好みの一台は必ず見つかります!!

線路は途中で途切れますが、道はどこまでもつながっています。車に乗ればどこへでも直結です。

最初の1台は維持費抑えめの中古トヨタHVもおすすめです。ある程度の期間乗り保険の等級が上がり始める頃には、自分なりのクルマへの欲が出てくると思います。
お財布と相談しつつ、家族で最高のカーライフを楽しめる相棒を見つけるライフスタイル、とてもおすすめです。


あなたも、田都/港北NTで車を乗り回す生活を(終)



(トップ画像はシトロエン公式HPから引用)

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