見出し画像

えらいこっちゃ!オービスや!


THE SECONDの金属バットの漫才を見ていて「えらいこっちゃ!オービスや!」に多分普通の人より大笑いした数年前にオービスを光らせた人間です

オービスに撮られたその後について日程間や罰金、免停について覚書しておこうと思います
数年前のことなので記憶が曖昧な部分もありますが悪しからず

えらいこっちゃどころの話ではすみません

皆さん、暴走運転は交通四悪のひとつです
絶対にやめましょう

◾️オービスに撮られたかも!?


忘れもしないあの日は、高速料金をケチって下道で静岡県から名古屋に向かっている最中の道路でした

まだ薄暗い朝5時頃、全く混んでいない道で少しの車がビュンビュン走っていました

自動車専用道路のため80km制限だった区間が終わり、速度制限は60km制限に戻っていました
(後から気づいた)

すると突然、飛ばしまくってたまわりの車が一気に遅くなり、左車線を走っていた私はブレーキを踏んでスピードを落とすのも癪なので右車線へ車線変更
前の車を追い越そうとした瞬間

赤いフラッシュが光りました

一瞬何!?と思ったけれど、これが噂に聞くあのオービスか…?と思い近くのコンビニに一旦駐車

オービスといえば、会社のおじさんが「オービスが光ったら間違いなくわかる、光った?ぐらいならオービスじゃねえよ、光った!!だったらオービスだ」と以前話していたのを思い出していました

とにかく平静を取り戻すまで駐車場で「オービス 赤いフラッシュ」で検索し、オービスの光が赤いことも、自分が走っていた区間はオービスがあったことも確認しました

オービスが光ったことは確定、でももしかしたら私じゃなくてその後ろの車かも?などと淡い期待をすることで平静を取り戻し目的地へ
しかし、60km/h道路で100〜120km/hを出していたことは間違いないので、あのオービスが撮ったのが私なら免停は確定、罰金も最低でも6万円は払うことになるなあと不安は大きくなるばかり

フラッシュが光った瞬間の記憶力は凄まじく、帰宅してからも何度も思い出し、まわりに私以外の車が3台いたこと、それぞれの位置関係やスピードを頭の中で再現していました
どう考えてもあの瞬間に一番スピードを出していたのは私でした

◾️ハガキが届いた

オービスが光ってから1週間後、ポストを開けると恐ろしいハガキがはいっていました
オービスに撮られたのはやはり私か、と観念し内容をよく読みました

ハガキにはオービスが撮った日時と場所、車のナンバーが書かれており
間違いなければこの日に警察署へ出頭してくださいの指示


指定された日程に有給を取るのが難しかったためすぐさま電話し、日時変更をお願いしました

どうやら一度くらいは日時変更をさせてくれるみたいです
電話口で優しく対応してくださいました

ちなみに出頭する警察署も指定されており、オービスがあった管轄の警察署へ出頭する必要があります
私は静岡県に住んでいましたが、愛知県で撮られたので車で1時間以上かかる警察署へ行くことになりました

◾️初めての出頭

ハガキが届いてから2週間後、警察へ出頭しました
まさか自分が出頭する日が来るなんて…
何km/hオーバーなんだろう…
罰金はいくらなんだろう…
不安しかない中、憎っくきオービスに撮られた道路を走り警察署へ向かいました

道路を走ってる最中、確かにオービス注意の看板がありました
みんなこれを知っていたからあの瞬間だけスピード落としていたのね

簡易的な取調室のような部屋へ案内され、実際にオービスが撮った写真を見せられ、「あなたで間違いないですね?」と確認されます
“なんてったってアイドル”が流れてた車内でノリノリに歌っているアホ面の私の顔を見ながら「間違いありません」と認めました

速度は60km/h制限の道路で108km/h
48km/hオーバーでした

50km/hを超えてなくて本当に良かった!ととりあえず安堵しました

50km/h未満であれば免停期間は1ヶ月
50km/h以上だと免停期間が2ヶ月になるからです

警察官からは60km/h制限って書いてあったよね?という優しめのお叱りを受け、何やら赤い紙に本籍や名前を記名し帰宅しました

この時点では罰金などは確定せず、今後検察庁で確定するとの説明を受けました

◾️免停通知書と講習

出頭から約1ヶ月後、罰金より先に免許センターから免停通知書が届きました
最初の出頭こそ県外でしたが、今後は全て最寄りの免許センターや検察庁で処理することができるようです

手紙が届いた日から約2週間後、指定された日時に免許センターへ出頭しました
免許センターで免停の処理を受けた時から免停が始まり運転できなくなるため徒歩で向かいます

最寄り駅まで徒歩で1時間
戒めのような1時間でした

免許センターで簡単な受付を終え、免許を回収されます
(たしか印紙代で3000円くらい支払った記憶)
講習を受ける場合は講習料を支払ってくださいの指示

講習を受けずに帰ることもできるらしいのですが、講習を受ければ30日の免停期間が29日短縮され免許センターに行った日のみ免停になります

講習料はたしか1万円ほど
お高い出費ですがもちろん講習料を支払い、座学と試験、実技講習をまじめに受けました

試験に合格しないと講習を受けても免停期間短縮にならないのですが、問題はとても易しかったです

最後に試験合格者が呼ばれ、免許が返却されます
免許の裏には講習受講のハンコが押されていました

免許は返却されましたが、24時を回るまでは免停なのでくれぐれも運転しないように、と注意を受けて帰路につきました

◾️検察庁で罰金確定

免許講習から1週間後、今度は検察庁へ行きました
内容は罰金について

正直罰金額が大きすぎて何をしたのか、どれくらいの時間だったかを覚えていません

覚えていることは、警察で記入した赤い紙の裏面に罰金額のハンコが押されており、意義がなければサインするようにと言われたこと

それでは一般道48km/hオーバーの罰金額は


8万円でした

速度違反の罰金マックス額は10万円
50km/hを超えるとおそらく10万円になるのでしょう
その余力を残すためにも手前の8万円ですというような説明をしていただきました

大変罪深いことをしたと改めて思いました

◾️罰金支払い

罰金の支払い通知書(納付告知書)がきたのは検察庁に行ってから3週間ほど経ってからでした
ちょうどボーナス支給日のあとで助かったのをよく覚えています

裁判所へ行かなければいけないと思っていたのですが、異議申し立てがないので振込ですみました
すぐさま8万円を納め、オービスに撮られてから3ヶ月ほどかけて違反のアレコレが終わりました

高速料金をケチった代償は罰金や講習その他諸々含め、10万円ほどとなりました

ちなみに5年間は前科持ちだそうです

◾️ゴールド免許を目指して

①暴走運転(一般道30km/hオーバー)
②ひき逃げ
③無免許運転
④飲酒運転(酒気帯び運転)

これらは特に悪質な交通違反で被害者の命に関わる事態を招きやすい交通四悪と呼ばれています

私が今回違反した暴走運転は引き逃げや飲酒運転に並ぶ悪質な違反です

今まで速度違反“くらい”と思っていましたが、オービスに撮られて以降法定速度遵守で車を運転しています
おかげでゴールド免許まであと一歩です

2023年の交通事故死者数は2678人
死者数が年々少なくなっているとはいえ、この数字がいきなり0になるなんて奇跡は残念ながらないでしょう
2024年残りの期間、単純計算で1500人ぐらいが交通事故で命を落とす予定です

その1人は自分かもしれないし、自分が運転していたせいで、になるかもしれない

そうならないためにも、法令遵守!かもしれない運転!でハンドルを握りましょう

交通事故ゼロの世界を実現するために各自動車メーカーは安全技術向上に努めていますが、最終的にゼロにするのは技術ではなく人間の意識だと思います



最後まで読んでくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?