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強い人とは想像できる人だと思う

あなたにとっての「強い人」とはどんな人ですか?」

と聞かれた時、あなたならどう答えますか。

私だったら、人が感じる痛みを想像できる人と答えると思います。

人が感じる痛みは、拳で殴られることや脚で蹴られることなどの物理的なものや揶揄いや悪口などの精神的なものがあります。このような痛みを1度経験した人は、同じ痛みを感じている人のことが理解できるし、やさしくできると思います。一方、痛みを経験していない人は、同じ痛みを感じている人のことが理解できないので、やさしくできません。

なぜなら、その痛みの想像ができないからです。
痛みを経験していなくても、その痛みを題材にした本や漫画、映画をみて疑似経験することはできます。ただ、そこで何を思うかで痛みを想像できるかどうかは変わってくると思います。「泣ける映画だね」と思って終わるか「今度痛みを感じている人に出会ったら寄り添いたいな」と思って終わるかの小さな違いです。人が感じる痛みを想像できる人は、経験したことを振り返り、次に生かせる人でもあると思います。痛みを想像できる人が世の中に増えれば、いじめも誹謗中傷もなくなると思います。
私にとっての強い人はこんな感じです。

最後に私の好きなアニメキャラクターの加持リョウジ(エヴァンゲリオン)のセリフを載せておきます。

辛いことを知ってる人間のほうがそれだけ人にやさしくできる
それは弱さとは違うからな

アニメ17話 加持リョウジ

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