味の素株式会社の企業研究


はじめまして。

新卒大学生向けの企業図鑑第一回ということで、就職活動を行う方向けに、人気企業である味の素について企業研究を纏めさせていただきます。

普段忙しく、なかなか各企業の会社の研究ができない就活生の方をお手伝いさせていただきたく、志望動機(や逆質問)に結びつく、各企業の特徴をお伝えできればと考えています。
(皆様の人生がかかっているということも踏まえ、凡百の記事ではなく、リサーチをしっかりと行ったうえで作成させて頂いております。)

多くのミーハー就活生が志望動機固めや業務理解を十分に行わず撃沈してしまいます。例えば、味の素の選考倍率は、100~400倍(複数のソースで幅が存在)など非常に競争が激しく、いかに志望動機などで差別化を図っていくかが特に重要になるといっても過言ではないかと思います。

数多くの屍を超えていくために、本noteでは、味の素の企業の情報をはじめとして、そもそも食品業界の状況(市場動向・競合他社の動き)や、実際の在籍者の声や、過去のニュース、IR情報、企業の戦略の方向性をもとに、皆さんの志望動機に結びつくような考え方やアイデアなどをお伝えできればと考えています。(一部、味の素に関係する有益な本も紹介させてください。)

(注意;本ノートでは、各企業の待遇や平均年収、福利厚生などは敢えて掲載しておりません。頻繁にそのような待遇については変わるためです。そのような数値については、実際に社員の方への訪問や、説明会などを通じて確認をいただけますと幸いです。また、正確な数値についても、最新のものをご自身でご確認ください。この記事は外部の情報をベースとしており、その正確性や完全性を保証するものではありません。)

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目次
1. 市場の動向
2. 各社の動向
3. 事業展開(同社の事業展開・戦略の考え方)
4. 最近のエントリーシートのお題にも現れる〇〇〇の重要性及び〇〇〇〇〇〇の廃止(書籍も一部紹介)
5. その他参考情報(順次追加予定)
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市場の動向


まず、当たり前の話ですが、食品業界は私たちの食事に係る総需要に大きく連動しており、皆さんの食事の回数や食事で食べられる総量というのは大きく変わらないということ、そして皆さんにも馴染みの味(海外で味噌汁を飲むと安心しますよね。。)があるようにある程度土着性が強いことから、
日本国内の人口によって、大きく業界の動向は変動します。

厚生労働省の数値を見ると、今後、人口が9000万を割るということからも、このままでは、国内の人口増はあまり望めない即ち、食品業界としても海外に目を向ける必要性が高いということになります。(それ故に、食品業界では、海外への出張や駐在のチャンスが多いのかもしれません。)

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