サンタとトナカイはダレ?

クリスマスパーティで、サンタ役とトナカイ役を誰かかやるかでもめている。

一番サンタぽいのはぐり丸かパオウか。
パオウ「わしがサンタ!?なぜじゃ!」
メラ「見た目からですよ。きっと似合いますよ。」
ぐり丸「ぐり丸はサンタさんやってもいいぐりよ?でも、そしたらサンタさん来てくれなくなっちゃう」
ジェイジェイ「色的にはアンタが適任じゃないの、メラ」
メラ「あら。ならあなたは、トナカイね。」
ジェイジェイ「何でよ!何であんたと組まないといけないのよ!この性悪猫!」
メラ「そのままの事を言ったまでですよ。トナカイさん。」
ジェイジェイ「アタシはシカよ!」
いつものケンカをするメラとジェイジェイ。


クリスマスパーティー 当日。

メリークリスマスっ!

電キャンプベースに集まる電キャ、雷キャ達。
みんな集まって、パーティーをする。
賑やかで、盛り上がる。

そして・・・

サンタ「メリークリスマス!みんな良い子にしてたかな?」

サンタがやってくる。
ぐり丸「あっ!サンタさんぐり!」

サンタ「頑張った君たちにプレゼントだ。」

一人ひとりにプレゼントを渡す。
サンタ「では、次の家に行かなければ。また、会おう!」

サンタは電キャンプベースを後にする。

ぐり丸「あれ?メラもジェイジェイも居たぐり。
さっきのサンタさんは、誰ぐり??」

オリオン「いやぁ、すまない。あれ?みんなプレゼント貰ったのか?」
ぐり丸「うん、さっきサンタさんが来てね。みんなに置いていったの。」
オリオン「そうか、いやぁ~ 会いたかったなぁ。サンタさん。」
ぐり丸「今までどこにいたぐり?」
オリオン「ちょっと、ユウマに呼ばれてな。」


数日前。

ジェイジェイ「オリオン ごめんっ!サンタ役お願い!」
オリオン「そうだな。ぐり丸も楽しみにしていたし、夢壊したくないもんな。ここは、サンタ役をするとしよう」

ジェイジェイ「本当にありがとう!」
オリオン「その代わりにいないこと、良い感じに誤魔化してくれよ」


オリオン「何とか誤魔化せたようで良かった。」
ジェイジェイ「ごめんね、私がメラと相性が悪いばかりに」
オリオン「みんなが楽しんでくれたなら良かった」
カイトン「エェ感じになってるけど、あのプレゼント運んだの自分やで ちょっとは感謝して欲しいわ」

ジェイジェイは、オリオンとは別にカイトンにも相談していた。

ジェイジェイ「2人とも本当にありがとう!」

メラ「やっぱり、そうでしたか」
ジェイジェイ「げっ!メラ・・・ 何よ?何か文句でもあるの?」
メラ「いえ? 夢を壊さないように努力することは、素晴らしいと思いますよ」
ジェイジェイ「えっ?褒めてる??」
メラ「それ以外に何があるんです?」
ジェイジェイ「てっきり、貶されると思ってたから」
メラ「私をなんだと思ってるんですか・・・? ほら、皆さん待ってますよ」

新しい仲間も増えて、楽しいクリスマスパーティになった。



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