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SDGs活動と動画活用を紐解いてみた。〜なぜ動画なのか編〜


こんにちは!株式会社プルークス・note編集部です。

今回のテーマは今注目されている企業トピックスの一つ、「SDGs」と動画活用に関してです。
そもそもSDGsとは何なのか、取り組むべきメリットをご紹介したのちに、なぜ動画活用が有効なのかについてお話していきたいと思います。

■SDGsとは?

SDGs(=Sustainable Development Goals)とは、2015年9月、ニューヨークの国連本部で「国連持続可能な開発サミット」が開催され、このサミットを経て、2030年までに達成すべき国際社会共通の17の目標として掲げられたものです。(参照:外務省より)

SDGsへの意識が世界的に高まっている中、日本においてもSDGsに取り組むことが企業のメリットとして捉えられるようになってきました。

■SDGsに取り組むべき理由

SDGsへの取り組みは企業に課せられた義務ではありません。むしろ、企業にとってはコストやリソースがかかることでもあります。
ではなぜSDGsに取り組む企業は年々増加するのでしょうか。

①ステークホルダーとのコミュニケーション活性化

SDGsに取り組む企業は世界が直面する課題解決に取り組む企業ということ。企業がSDGsに取り組むということは、ステークホルダーとのコミュニケーションにとって重要な役割を持ちます。

②企業のブランディングに効果がある

SDGsの掲げる目標には、貧困をなくすこと、ジェンダー平等に対する取り組みなど様々です。いずれの目標に対しても、SDGsに取り組む企業は社会に対して責任を果たす企業として認識され、企業イメージの向上やブランディングにも非常に効果的です。

③ESG投資への注目

企業業績や財務情報を参考にした投資が一般的でしたが、近年ESGを考慮した投資が重視され、拡大しています。
SDGsの開発目標には、貧困や飢餓をなくすことだけでなく、気候変動への対策や海を守ることなど、環境問題への対策も多く含まれており、SDGsに取り組むことは環境や社会、あるいはその両方に貢献することとなります。

■SDGs活動発信には動画が効果的な理由

多くの企業が取り組みを開始しているSDGs。
17の持続可能な開発目標に対するアプローチ手法は、多岐に渡ります。
そのため、企業がどの目標に対して活動を行なっているのかを発信する広報活動が重要です。その発信ツールとして、動画活用が一つの有効打になります。

・動画の効果①

動画の効果①

動画はテキストと比較すると視覚や聴覚にも訴えることができるため、短時間で多くの情報を伝えられます。

・動画の効果②

動画の効果②

SDGs活動に関して、記事コンテンツなどの文章よりも、動画にした方が理解され記憶されやすい効果があります。
また、動画であればアニメーションやイラストによる表現も可能で、抽象的なコンセプトもわかりやすく視聴者に伝えられます。アピールしたい内容に合わせて絵柄や配色も自由に設定できたり、内容もわかりやすく表現でき流ので、自由度が高く、イメージを伝えやすいことは動画の大きな魅力です。

■SDGsの動画活用事例

・吉本興業株式会社
吉本興業株式会社様のSDGs活動動画です。
SDGs目標の「海の豊かさを守ろう」をテーマにし、私たちが普段から使っているプラスチックのゴミが、海の生態系を壊している事実を伝えています。
空を飛んでいるレジ袋が、最後は海にたどり着き、生き物の生態系を壊していたというシナリオが印象的です。

・サントリー株式会社
サントリー株式会社様のSDGs活動動画です。
SDGs目標の「つくる責任 つかう責任」をテーマにし、商品がどのようにリサイクルされているのかをホワイトボードアニメーションで表現した動画です。

・凸版印刷株式会社
凸版印刷株式会社様のSDGs活動動画です。
特定の目標に対しての取り組みではなく、企業全体のSDGs活動を紹介する動画となっており、静止画を活用したアニメーション動画となっています。

■まとめ

・SDGsの取り組みは日本でかなり注目されており、企業イメージ向上やブランディングに効果的であること
・情報量が多く、記憶と理解が高まる動画はSDGs活動の発信ツールとして有効であること

大注目トピックスのSDGs。ただ取り組むだけでなく、それを発信することが重要です。発信するためのツールとして動画を活用してみませんか?
次回は、当社事例を基にクリエイティブのポイントを紐解いていきます。

<編集・文:株式会社プルークスnote編集部>

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