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デジタル経済を牽引する企業のヘルスケア

こんにちは。
社会保障費が拡大する中、デジタル各社はこの拡大する市場を成長機会として、利便性やコストカットのサービスを展開しています。

その種類は膨大な数になってきています。一方、株式会社ミクシィが提供する「みてねコールドクター」の令和6年度の診療報酬改訂により一部のサービスが終了となったことは記憶に新しいニュースです。

他の企業のサービスも見ていきましょう。

株式会社サイバーエージェン(CyberAgent, Inc.)


サイバーエージェントは100%子会社の株式会社MG-DXで薬急便を展開しています。

事業内容

薬局・医薬品販売業のデジタルシフト支援事業
オンライン診療サービス「薬急便 for オンライン診療」の提供
調剤DXプラットフォーム「薬急便」の提供

ドラッグストア・調剤薬局向けに対人業務の体制強化を支援する「遠隔接客AIアシスタント」を提供

https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=30652

サイバーエージェントの人工知能技術の研究開発組織「AI Lab」と共同開発
現在はテスト運用中

出所:MD-NEXT
サイバーエージェントが考える治療用アプリ


組織も新設されている。

医師が処方する治療用アプリの開発に参入する。2月1日に企画や開発などを支援する組織「デジタル創薬準備室」を設立

日経新聞(2023-2-1)


株式会社ディー・エヌ・エー

ヘルスケア・メディカル事業にて、健康管理アプリや認知機能の検査を展開している。

実績

売上規模はヘルスケア・メディカル事業で100億円

統合報告書2024

事業

主に株式会社データホライゾンのヘルスケアデータのデータ利活用、株式会社アルムが提供する医療間コミュニケーションアプリによる医療DX
事業アプローチは以下の通り。

統合報告書2024

楽天グループ

Rakuten Medical K.K. / 楽天メディカル株式会社

アルミノックス™プラットフォームと呼ぶ技術基盤をベースに医薬品・医療機器の開発を進めるバイオベンチャー

これまでのバイオベンチャーは大手製薬会社に売却することが目標だった。我々は製造、販売まで担い、世界的な普及を目指している

楽天ヘルスケア

ユーザーの健康寿命の延伸とQOL(Quality of Life)の改善ならびに医療費の適正化を目的とした、iOSとAndroid™向けの健康管理アプリ
また、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を統合させて、調剤薬局の検索から、処方薬の受け取り予約、処方せんの送付、オンライン決済(注1)まで、幅広い機能を搭載した。

所感

楽天経済圏を生かして、ヘルスケアからライフサイエンス側にもリーチしており、モバイル端末も抑えることでデータを蓄積できる環境あり

ソニー

事業概要

ソニーグループが医療業界に新たな一歩を踏み出し、デジタルヘルスケア分野への進出を加速しています。この動きは、テレメディスンサービス「curon」の開始や、医療スタートアップMICINとのコラボレーションを通じて具体化しています。

Reinforz

近年、ライフサイエンス分野は革新的に進歩しています。最先端技術を用いて大量の生物学データを取得し、解析することで、人類の健康への貢献が期待されています。
iPS細胞などを用いた再生医療や遺伝子/免疫の研究、がんの病態の研究、昨今では新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の治療薬開発など、ソニーは最先端の医学・創薬研究に寄与するライフサイエンス事業を展開

SONY HP

所感

これまでの画像、ロボティクスのプロダクトの強みを、AIの台頭の中で、医師の技術支援的なプロダクトか、医師は監督するようなプロダクトにシフトしていくのか楽しみなフェーズ

最後に

デジタル経済を牽引している、してきたどの企業もヘルスケアを推進、診療報酬の中で、パイを取り合うのではなく、新たな付加価値をどこから創出させるか、ヘルスケアやライフサイエンス領域が輸出産業になれる事を望みたいと思います。


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