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4月24日コンサート、終演しました!

新潟でのコンサート、緊急事態宣言の直前の日となった4月24日に無事開催することができました!当日来られた方々、ステージを様々な形で支えて下さった方々、当日来られずともメッセージを様々な形でくださった方々、そして何よりも共演してくださった栄長敬子さんに改めて心から感謝です!

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【プログラム】

シューベルト=リスト:アヴェ・マリアから(相原ソロ)

シューマン:トッカータ(相原ソロ)

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(ソリスト:栄長さん、オーケストラパートの伴奏:相原一智)

休憩

モーツァルト:きらきら星変奏曲(栄長ソロ)

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番(ソリスト:相原一智、オーケストラパートの伴奏:栄長さん)

アンコール

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲から第18変奏

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番から第3楽章の後半部分

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ソロ出演、オーケストラパートの伴奏、そしてメインのコンチェルトのソリスト、とプログラムがハードだったので、さすがに疲れが結構残っていてまだ取れない・・・^^;

それぞれの曲、ごとに全然キャラクターが違うので、音の出し方もかなり変えました。けれどやっぱり、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番は、この曲を弾きたかったんだと、本番の中で強く感じ、自然に曲の中に入っていくことができました。そして、作曲家がいかに天才かと言うことを本当に実感(オケパートのピアノ編曲の手法など、本当に素晴らしくて目から鱗でした。栄長さんともお話ししましたが、スコア通りではないんですよね。でもそれがかえって効果的に出る)。

二台ピアノでピアノ協奏曲を弾くと言うのは、音楽大学でもよくありますが、非常に奥が深い合わせです。

まずオーケストラ・パートの編曲を誰がしたのかによっても、書かれてある音や、アレンジそのものまでも(曲の一部分だけ)変える事は当たり前にあります。そして変に弾きづらいところや、2台で弾いていると汚くなる和音を省くとか。ピアニストが作曲ができると、こういう作業に慣れているからいいんですよね。

ソロ側も、オーケストラとの合わせだと弾かなくていい音も、二台ピアノだと、オーケストラの金管楽器部分だけ足すと効果的だったりするところもあったり、弦楽器のバスを足した方が良かったり、何かと工夫する余地がありました。でもこの会場で1番良いバランスがなかなか決まらず・・・

今の自分の限界が、これでもか!というほどに見えて来ます(笑)

幸い前日にも同じホールが借りられたので、心置きなく夜遅くまでリハーサルをさせていただけたのは本当に本当に本当にありがたかったです!これがあるのとないのとでは全く違うので🙏

ではまた!

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