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②大手証券会社は、儲けたいだけなんだね  〜証券会社に行く理由〜

昨日の記事からの続き。 
昨日の記事リンク→大手証券会社は、儲けたいだけなんだね  〜退職金の相談〜

証券会社に行く理由

ここまで、読んでいただいて、投資をされている方なら、私が20年以上も投資をして、ネット証券も使いこなしているのに、なぜ大手証券会社の窓口へ行くのか? って疑問に感じた方もおられるでしょう。 そう感じた方は鋭いです。その感覚でよろしいかと思います。

一般的に、大手証券会社の窓口に行ってはいけません。特に何も知らない投資初心者においては、何があっても近づいてはいけません。 100円のトマト🍅を、桐の箱に入れて、1000円で売りつけてきますからね、気をつけてください。

さて、私は、なんで窓口に行くかって?

いくつか理由があって
① 世話になった担当者がいる
② IPOが欲しい
③ 情報が欲しい
④最寄駅に大手証券会社が複数あるから

① 世話になった担当者がいる

投資をするための付き合いなんだから、ドライでイイんじゃないのって声が聞こえそうですね。はい、私は、かなりドライですよ。大手証券会社の担当者には、こんなふうに伝えてます。

「株の情報を教えてください。私は、その株をネット証券で買いますから」

えっ、そんなこと言っちゃうの?

はい、ここまではっきり伝えて、株を含め、多くの金融情報を提供してくれる担当者がいるんです。私は、自分でネット証券でその情報を元に、かなり儲けさせていただきました。

ドライと言っても、その担当者の心意気に報いようと、その担当者のノルマに貢献してあげることをストレートに申し出て、投資信託などを買ってあげます。 

手数料は高いのですが、そのことによって、さらに情報が引き出せるんです。

② IPOが欲しい

IPOとは、Initial Public Offeringで、新規公開株のことです。大手証券会社は主幹になる事が多く、たくさんの株数を持っています。

IPOは、必ず当たる宝くじみたいなもので、入手さえすれば、値上がりは、かなりの確率で儲かります。 株価がついてない状態、上場する前に株を購入するもののことです。 

SBI証券や楽天証券では、なかなか当たりませんが、大手証券会社は、関係性によって回してくれます。

そのためには、お付き合いが必要で、買いたくもない投資信託などを買ったりして、IPOの購入権を融通してもらっています。

年に数名柄のIPOがGetできる事で、投資信託で無駄に払った手数料分は、軽く回収ができてしまいます。

それにIPOの上場初日の初値のドキドキが楽しめたりします。私は毎回IPOは初値で全株売ってしまいます。

③ 金融情報が欲しいから

この理由を言われる投資家が多いと思います。正直、今のインターネット時代に、窓口しか持ってない情報はあまりないでしょう。自分で調べればなんとかなります。なので、これは窓口に行く理由にはなりません。

ネット証券にはないものとしては、最低価格設定された外国社債があります。ネット証券では、少額から買えるようにハードルを低くしてありますが、大手証券会社では、富裕層狙いの商品があります。

10万ドル以上とは、20万ドル以上とか。

顧客の預けている金額を知っている窓口担当者は、金額の少ない顧客には宣伝しないでしょう。

そりゃ、買えないもんね。

もし、私が証券会社の営業だったら、他の証券会社に預けている総資産を探るために、

「こんな美味しい商品がありますけどいかがですか?」と提案しますね。

そのときの顧客の反応によって、”こいつ金持ってるな”  と判断できるんじゃないかな。

④最寄駅に証券会社がある

都合が良いことに、最寄駅は、大手証券会社が密集している駅なんです。大手銀行もほとんどあってとっても便利。 

単に、自宅から近いという立地が理由です。 買い物やコーヒーのついでに寄れますから。 これは大した理由ではないけどね。



証券会社に行く理由を4つ書きました。
”行く” じゃなくて、”行ってた” 理由が正しい表記です。もう行かないからね。


フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com