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考える習慣 〜ゼロ秒思考 赤羽雄二著〜

ノートを書き始めて1ヵ月以上が経ちました。おかげさまで、書くネタに尽きることもなく、30以上の記事を書くことができています。

友人との会話でこんな会話がありました。

友人:まこさんの記事いつも読んでいます。
まこ:ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。
友人:どうしてたくさんの記事を書くことができるのですか?
まこ:ネタ帳があって、モーニングページって言うんだけど、それをテキストに起こしているだけなんだよ。
友人:モーニングページってなんですか?
まこ:ジュリア・キャメロン著 「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んで取り入れたんだ。創造性を見つけ出すための、ひとりワークショップ用のノートのことだよ。自分の思いついたことをどんどん書き出して、思考の整理用のノートのこと。

 

考える習慣

モーニングページを書き始めて数年経ちますが、考える習慣が身に付いていると感じました。

毎朝、感謝の気持ちを伝えるために、神社やお寺まで散歩をして、1日の始まりに手を合わせて、ありがとうと言う習慣があります。

散歩をする習慣が身に付いていたのと同様に、歩きながら思いついたことをいろいろ考えを巡らすといった習慣も会得しました。

散歩しながら考えついた事を、机に向かってモーニングページに書いていく。このモーニングページのルールの1つに、人に見せるものではないというルールがあります。このルールによって、自分に素直に向き合うことができて、ありのままを書き出してます。

かっこつけることもなく、まとめようとせず、とりとめもないまま書きなぐっている印象です。

モーニングページは、言葉を変えると、メモ帳やアイディアノートと置き換えることができると思います。マインドマップも一緒になって書いてます。

この考える習慣がノートを書く上で重要な要素です。
 

考える事が習慣化すると

最近はモーニングページからネタを引っ張るよりも、散歩から帰ってきて、一気に書き上げることも増えました。

このスキルは、考える習慣に裏付けられているからだと思っています。

さて、先ほどモーニングページは、人に見せるものではないというルールがありましたが、じゃあなぜ私は、モーニングページからノートへのテキスト化をしているのでしょうか?

私のモーニングページには、もっともっとたくさんの書き殴りのメモがあります。

その中で、自分の判断できれいにまとまっていたり、人に見せてもいいなと思うもの、あるいは共感を呼びそうなもの、ちょっと面白い発想だと思ったもの等をデジタルテキストとしてnoteに書き出しています。


考える習慣はどのように身に付いてきたか?

すぐに習慣化するものではないと思いますが、昨年ですが、赤羽雄二著/ゼロ秒思考、ゼロ秒思考・行動編という本を実践してみました。質問をどんどん書いていくトレーニング方法は、私には役立ちました。

このトレーンング方法を知る以前から、自分に質問をして、自分で論理立てて回答していく傾向にはありましたが、書籍により、効率化しました。

この本には、実際のトレーニング方法が明記されているので、質問が何も浮かばない人には有効な書籍だと思います。

ゼロ秒思考 マインドマップ
ゼロ秒思考・行動編 マインドマップ


質問を作るのはスキルである

質問って自然と浮かんでくるのですが、これはスキルかもしれません。私は、ボスコンから転職してきた頭脳明晰な同僚に教えてもらった教えがあります。その同僚はこう言いました。

質問しない人は無能だよ!


参加した会議で、発表者が最後に「質問ありませんか?」って参加者に投げかけますよね。この時です。 必ず複数の質問が頭に浮かんでいる状態を作っておくことです。質問がないことは、レクチャーを聞いてないか、あるいは、無能な人間を証明したことになるんです。

ビジネスマンとして、”無能” 烙印を押されるほど、辛いことはありませんよね。そうならないためにも、会議中の聞く力、聞き取る力、解釈する力に全力を注ぎました。”無能” 呼ばわりされない焦りが、強制力を働かせたと思っていますw。

相手の話を集中して聞くことで、相手の主張と自分の意見を、自分の頭の中で戦わせることで質問は自然発生的に起こります。 質問じゃなくてもいいんです。

例えば、

Positiveな要素:要望や感想、実行に移すための経験を聞きたいとか、そう思ったきっかけはとか、
Negativeな要素:批判や納得できないとか、おかしいんじゃないの? とか

これらすべてが質問です。
だから、質問が出てこないなんてことはないんです。


散歩中の思考方法

さて、散歩中の思考法に話を戻します。
1つの質問に持って散歩に出かけます。ぼんやり、いろんなことを考えながら歩き始めます。質問についてまた質問が浮かんだりもします。行ったり来たりしながらその考えているのが個人的な趣味として楽しいので、毎日繰り返しています。
 

記憶に残ったものだけで大丈夫

ある参加したワークショップで、議論があっちこっちに飛んだときに、論点をまとめることが上手ですねと褒められたことがありました。そう言われると嬉しいですよね😄

主要な部分を抜き出して、端的にまとめる能力は、散歩中に培われたように思っています。

散歩しながら多岐にわたる思考が飛び散ってアイディアが豊富な時、メモを取らずに自宅まで帰ってきます。帰宅後すぐに、自宅でモーニングページに向き合ったときに、記憶に残っている部分だけを書き出すようにしています。

そうすることで、不要な要素や修飾語をそぎ落とすことができています。忘れちゃうようなことは、大したことじゃないんだから、メモは取らなくても大丈夫です。

ほんとにメモしないの?

60分以上の散歩のときにはiPhone持っていきます。ものすごくアイディアがどんどん出てきた時は、そのアイディアをiPhoneに向かって音声入力したりもします。

以前は、録音してメモしていましたが、今のiPhoneは音声をテキストにする能力が格段に向上しているので、帰ってきてモーニングページにまとめるときにとても役に立ちます。


散歩の思考法について書いてみましたが、散歩のメイン目的は、健康維持です。質問への回答は二の次なので、そう形式張らなくてもいいし、ぼんやり、公園の木々が、色付いていく変化を楽しむことが中心です。

そのこと自体が、心の健康にも、体の健康にもなります。今朝も、井の頭公園の弁財天に手を合わせて感謝してきました。



フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com