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大事な場面で実力を出す考え方


「強さ」と「優しさ」を合わせ持つプロメンタルコーチ 浅田匠です。

今日はスポーツでも仕事でも、慌てず自分のペースでできるコツをお伝えします。


[なぜ勝利が近づくと焦り出すのか?]

「〇〇高校相手に7本連続で得点しちゃった。どうしよう!?」


これは以前バレーボールをしていた方が、現役時代にある強豪校と対戦して連続得点した時の気持ちです。

強豪校や名前の売れた強い相手にリードしたりすると、急に落ち着かなくなったりする人は多いようです。


スポーツをされた経験がある方なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか?

また想像していた時より、仕事が早く終わってかえってドキドキしたご経験はありませんか?

これは、自己認識通りの行動を取ろうとするからです。
自己認識とは、一言で言うなら、「自分のことをどのように捉えているか」ということです。

冒頭の元バレーボール選手の例で言うなら、「私達のような弱いチームが〇〇高校相手に勝てるわけがない」という自己認識を抱いているのです。

だから思いもよらない連続得点でリードすると、かえって慌ててしまうんです。
そして勝利が近づいてくると、思いもよらないミスが出て逆転負けをしてしまうのです。

では、自分より格上の相手でも最後まで平常心で試合するにはどうすればいいか?

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[自分は勝てる人間だ]

私は、学生時代そして社会人と卓球をしていました。

練習では「スコアは最終セットの10-10。絶対にミスをしてはいけない。なおかつしっかりと攻撃しないといけない」

このような、常に緊迫した場面を具体的に数字(スコア)をイメージして練習していました。

こういったイメージトレーニングで、「競り合いになるのは当たり前、その場面で勝つのはオレだ!!」と思って試合に臨んでいました。

このようなイメージトレーニングのおかげもあって、学生時代は「浅田は試合で実力を100%出してくるから怒るところがない」と同期から褒められました。

社会人でも週1回でも練習ができたら、「緊張した場面を想定して練習した。次の試合は大丈夫」と比較的ベストなプレーができることが多かったです。

バレーボールで言うなら「〇〇高校相手に最終ゲーム14-14で、このパターンで得点して勝つ」と具体的な数字をイメージして練習することです。

野球なら7回8回9回で同点、1点差の場面をイメージしてください。
そして「こうやって最後のアウトを取る」を想定して練習することです。
バレーボール同様に具体的なチーム名も出してください。

対人競技ばかり書きましたが、他の競技でも同じです。
最も大事な場面の、具体的な数字やスコアをイメージしてください。

こうすることで、試合で格上選手や強豪チームと競り合っても平常心でプレーできるはずです

「私は競り合った場面でこそ実力が出せる選手だ!」

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[仕事にも応用]

仕事でも一緒です。

「私は定時で終わる人間だ」

時間や数字をイメージして、行動することが大事になってきます。


私達はイメージ通りの行動をするので、練習してきたことが試合で出てきます。
そうすれば格上選手や強豪チームに勝つチャンスも増えてくると信じています。

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