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最後までやり切ること

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

マイペースにスラムダンクとメンタルに関する記事を書いていきます。


突然ですが、皆様の今年のテーマであったり、意識することは何かありますか?

私は「最後まで諦めないこと・やり切ること」をテーマにしています。

なぜ私の今年のテーマがこのように至ったのか、スラムダンクの名シーンと合わせて書いていきます。


成果が問われているからこそ・・・

湘北のライバルチームである陵南の主将魚住君は、ビッグジュンと言われるくらい背が高く、闘将と言われるくらいガッツ溢れる主将です。

特にゴール前の威圧感は他校の選手にとても恐れられています。

では彼は1年生の入学当初から秀でていたかというと、決してそうではありません。

特に入学時は体力が無く、技術もさほど周囲の選手に比べて追いついていなかったため、田岡監督からは毎日のように怒られ、先輩からはバカにされていました。

田岡:魚住ィ!!

   下を見るな!! 顔を上げんかっ!!

魚住:はい!!

(中略)

田岡:倒れたら そこで許してもらえるとでも思っているのか 魚住!?

   最後までやるんだ!!

   ゆっくりでもいい!!

   自分の力でやり遂げろ!!

【SLUM DANK新装再編版12巻P129〜P130】


魚住君の1年生の頃の回想シーンです。

私はこの回想シーンがとても好きです。

私達は時には作業効率を考え、時には「かわいそう」と相手を気遣うあまり、途中で交代させたり、自分や周りの人に手伝わせたりします。

もちろん時にはそういうことも必要です。

しかし田岡監督は陵南の1年後2年後、いえもっと先を見据えて魚住君に厳しい言葉を浴びせ、常に全力で最後までどんな練習をさせました。

この「最後まで」が今回のキーワードとなってきます。


最後まで全力ですることが、諦めない気持ちを生み、土壇場の集中力につながる

集中力がついた子は、どんなことも最後までやり切る力がつきます。

(中略)

それによって勉強にもスポーツにも最後まで打ち込めるようになって、才能を発揮するための潜在的な力を蓄えていけるようになります。

それだけではありません。最後まで諦めずにやり遂げる力は、大人になって社会に出てからも、結果を出す、認められる仕事をするという面で必要になってくるものです。

【〈ちゃんと集中できる子の脳は、10歳までに決まる〉より】


魚住君は怒られながらも、毎日厳しい練習メニューを最後までこなしました。

この「最後までやる」ことによって、彼の中で成功体験が積まれていったのです。

その成功体験が、魚住君を攻守ともに陵南を支えるセンターへと育てました。

そして3年生になって、ビッグジュンは名前だけでなく、実力を兼ね備えた神奈川トップクラスの選手へと成長しました。


「集中力」と「最後まで諦めない気持ち」の関係をこの書籍で知った時、私は自分自身や他人の成長の機会をすごく奪っていたことに気づきました。

非常にもったいないことをしていたなと反省しました。

だからこそ、まずは自分自身に「集中力」と「最後まで諦めない気持ち」を今年のテーマに持ってきたいと思いました。


魚住君の集中力については、また後日書いていくつもりです。


これはあくまで私の推測です。

もしかすると田岡監督は「あいつは将来板前になって家業を継がないといけない。職人になる修行は厳しいから、今のうちにバスケで厳しく指導してください」と魚住君の父親から言われていたかもしれません。

だからこそ他の部員以上に魚住君に厳しく当たっていたと思えば、少し納得できます。



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