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回答力③

こんばんは。田中です。
前回に引き続き回答力について書いていこうと思います。
前回の記事で回答する際のおすすめの型を紹介しました。
<回答の型>
1.結論(問いに対する解を端的に)
2.根拠(その結論に至る論拠を2~3点で)
3.具体例(質問者の頭に絵が浮かぶように)

今回は上記型をお薦めする理由について説明しようと思います。
これもおさらいですが、
回答力とは、質問者の問に対して、質問者が理解し納得する解を提供するこ力のことです。
そのためには、質問者の左脳と右脳の両方にリーチする必要があります。
左脳はロジカルな思考、右脳はイメージや発想を膨らませる際によく使わていると言われています。
つまり、1.結論と2.根拠で左脳に語りかけ論理を理解してもらい、
3.具体例で右脳に語りかけ具体的なイメージをもって納得してもらう、
という訳です。

ここで具体例を示し、質問者と回答者の会話と頭の中を見ることで、
なぜ上記型が分かりやすいかをイメージしてもらいましょう。

<会話例>
質問者)
大地くん、好きな人っているってきいたんだけど、誰なの??

回答者)
【結論】
僕の好きな人は「みなみちゃん」だよ。
→(質問者の頭の中)え、なんで「みなみちゃん」のことが好きなのだろう?

【根拠】
「みなみちゃん」が好きな理由は3つあるんだ。
そのうちの1つは「笑顔が素敵で、どんな話でも笑ってくれるから」なんだ。
→(質問者の頭の中)へー、確かに素敵だなー!でも、本当にどんな話でも笑ってくれるんかな?

【具体例】
こないだも、俺のふとんがふっとんだ!というギャグで大笑いしてくれたんだよ。
→(質問者の頭の中)たしかに!本当にどんな話でも笑ってくれて盛り上げてくれる素敵な人だ!

上記は簡単な会話例ですが、簡単な文章だからこそ基礎基本が詰まっており、汎用性が高いものです。これから何か質問された際や、相手に何かを提案する際には、ぜひとも活用して頂ければ、端的かつ具体性に富んだ回答ができるかと思う。

次回以降は、直近で読んだ本についてシェアしたいと思います。
乞うご期待。

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