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社員に行うインナーブランディングって何で必要なの?
このnoteはインナーブランディングについての記事になります。
メリットやデメリットに関しては本記事を見ていただきたいと思います。ここではその詳しい中身と、インナーブランディングの導入の際にどのように経営陣を説得するかを解説していきます。
※自社の社員をインナーブランディングする方法について詳しい記事はこちら
大前提として言っておきたいのは、インナーブランディングは規模が大きくなってくれば必ずやったほうがいいということです。
そしてもう一点、経営陣やその一族はインナーブランディングに対してネガティブな場合が多いということです。
1.インナーブランディングをするべき理由
規模が大きくなりインナーブランディングをするべき理由は、インナーブランディングは社内の人間関係づくりのきっかけになるからです。
インナーブランディングをやっていれば組織が大きくなってもかなりしっかりとした組織にすることができます。
インナーブランディングの王道とも言われているものが従業員向けサイトですが、従業員向けサイトを作ればそれでオッケーと思われることもあるようです。
しかし、実際にはただサイトを作るよりも既存の社員向けのイベントなどで既存社員を表彰したり、モチベートするための仕組みを作ることがはるかに重要になります。
インナーブランディング自体社員向けのブランディングになるため、経営陣としては自分たちが採用した人材に対するブランディングということで違和感を持ちやすいのは確かです。
言ってしまえば既に採用した社員にどう思われようが関係のないと思っている経営者は少なくないでしょう。
だからこそインナーブランディングの意義が社内で特に経営陣に理解されず企画が通りづらい面はかなりあります。
しかしある意味で、インナーブランディングの経営陣からの評価が芳しくないというのは、我々のようなコンサルタント自身がそこまで訴求できていないということでもあると思います。そのため我々としてはその辺りのフォローの必要性も改めて感じています。
その意味でこの記事では主に経営者向けにインナーブランディングがなぜ重要なのかわかってもらえるものにしたいと思いっています。
インナーブランディングは大きく分けて2つに分けることができます。
2.社員全体を広く巻き込んでいく
これは会社の拡大期に重要になります。
今までであれば社員の顔と名前がすべて一致していたのが、100人くらいの規模になってきてあまり一致しなくなってきます。そのタイミングで接点の少ない社員に会社のビジョンをしっかり伝えていくその過程でインナーブランディングは非常に役に立ちます。
3.インナーブランディングにはコアなファンを作っていく
社員の中でも熱狂的な社員を作っていくという仕組みとしてインナーブランディングを活用することができるでしょう。
この2つを同時に行っていけるのがインナーブランディングの優れた点なのです。
熱狂的な社員を作っていくことで経営がぐっとやりやすくなるでしょう。
同じビジョンに向かって経営者の目線を持って動いてくれる右腕のような社員の多くは初期メンバーであることが多いと思います。
最近入社した社員からみれば経営の中心から一番遠い場所にいるため、疎外感を感じたりすることも少なくありません。
重要なのは、現場の末端の社員に自分と同じような考えを持っている人を一人でも増やしていくことです。
上から下のトップダウンではどうしても共感を生みづらいでしょう。
一方で、近年採用した人たちが自然とそのような観点で経営者の右腕のような感覚で動いてくれるようになれば、トップダウンではなく共感型で動く組織にすることができます。
古株の創業メンバーが右腕としているのはいいことですが、経営人対現場のような対立構造になってしまうのは問題です。
社員の中にビジョンに共感している人がいれば構造は大きく変わります。
そしてそのような人材を増やす唯一の仕組みがインナーブランディングなのです。
4.インナーブランディングに効果的なもの
それに一番効果的なのが表彰です。
社内でイベントやコンペを設けたり、ポジティブなフィードバックをもらった社員を表彰する機会を設けましょう。
これだけで表彰された人材は会社に対してかなり同調してくれるようになるでしょう。
表彰を行うことで社内にキーマンを増やし、経営に同調する人材を増やしていくことで連帯感のある組織にすることができます。
このように、インナーブランディングが経営に与えるいい影響は決して少なくありません。
是非検討してみるといいでしょう。
※この記事で解説したインナーブランディングについての詳しい記事はこちら
最後にこのnoteをご覧頂いている方におすすめの記事をご紹介します!(株式会社プロ人事のサイトに飛びます)
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