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プロのコンサルがオンライン面接について解説してみた!

オンライン面接について解説していく記事になります。

パンデミックの影響でオンライン面接に注目が集まりました。

オンライン面接に対する姿勢は、少なくともこの記事を書いている2021年には大きく分けて2つに分かれています。

1.消極的な企業の本音

一つは、パンデミックの影響で「やらないといけなくなったから」という消極的な活用事例です。
大手・中小に関わらず、パンデミックが落ち着いたら対面に戻したいというのがこういった企業の本音になっています。

2.積極的な企業の本音

一方で、オンライン面接を積極的に活用している会社の多くは、オンライン面接自体のクオリティを上げていくべく努力してます。
パンデミックが落ち着いた後もオンラインでやっていきたいと思っているために、オンラインのデメリットを今のうちに潰していきたいと考えています。

どちらが良いか悪いとかはないですし、担当者がオンライン面接を続けたくても会社の方針もあり中々続けられないケースもあります。

企業様には上記で述べた両方の会社があります。
我々プロ人事は採用コンサルティング会社ですので、それぞれに合わせたご提案をしていきたいと思ってます!

3.消極的な活用事例

まず仕方なくやっているケースでは、かなり重要になってくるのが面接官の工数になります。
オンラインの面接ではどうしても情報が伝わりづらい部分があり、応募者からの辞退率が上がってしまったり、情報収集が難しくなるなどどうしても人事の工数が増えてしまうのです。

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オンラインになることで気楽に応募してくる層への対応が面接官の工数という形でに最終的に現れてきます。

このような点を解決するにはどうすればいいのかは本記事でも解説していますが、プロ人事としては、質問解説シートやワークの導入をおすすめしています。

詳しいオンライン面接のコツやメリットデメリットを解説しているのはこちら

気軽に導入できるので言ってしまえば我々のような採用のコンサルタントを使わなくてもできるようなものになっています。もちろん入れたほうがワークの数も増やすことができますし、ジャッジの基準も統一させていくことができますので、人事の方々から見ればかなり効率的になっています。

しかし、我々のような社外のプロに頼むコストが中々捻出できないといった状況であれば、内製できる比較的簡単な面接の質問の解説シートとワークのどちらかもしくは両方の導入をおすすめさせていただいています。

詳しいポイントは本記事を見ていただきたいのですが、面接の解説シートと言っても馴染みがないですよね。
これは、従来は面接官が口頭で質問して応募者が口頭で回答するのが面接の一般的な流れでした。
ただ考えてみれば、学生の経験としてオフィシャルな場面ではそのようなやり取りは彼らの人生経験として少ないのです。
友人とのコミュニケーションなどを除いて、学校のテストなど文字で聞かれて文字で答えるのに慣れていますが、口頭で聞かれて口頭で答えるのは少しアウェーに感じる学生が少なくありません。

しかもオンラインであるためノンバーバルなコミュニケーション手法はほとんど使うことがでいません。
そのような状況では、彼らが本来持っているコミュニケーション力をオンラインの面接では出しきれるはずがないでしょう。

質問シートでは、面接官が口頭で質問したものとともに解説を書いたシートをあわせて画面に出します。
身近な例で言えば、クイズ番組などをイメージしてほしいのですが、質問者であるナレーターが質問をするだけでなく、視聴者にはわかりやすく問題文や写真などを表示しているはずです。
一度質問シートの重要性を体感していただくためにも、もしお時間があれば一度クイズ番組を音声だけで聞いて答えてみてください。
音声だけではまず質問の内容を理解するだけでも難しく感じますし、テロップなどがある場合に比べるとかなり難しいでしょう。
そのように考えれば、クイズ番組の視聴者に見てもらうように質問の補足シートを付けることでより深い質問をしていくことができますし、学生側も考えて答えることができるのが大きなメリットです。

これが一点目の仕方なくやっている中で、何かノウハウを探している方向けです。
もちろんこのような企業様が採用をしていくためには、見極めだけでなく応募者に魅力に感じてもらうことが重要になります。
特にウェブ面接という魅力の伝わりづらい状況で応募者に魅力を感じてもらうポイントをしっかりと作っていくことが非常に大事なのです。
こういった観点からすると是非プロのエッセンスを体感していただきたいので採用のコンサルティングサービスを是非ご検討ください!

4.積極的な活用事例


次に、中身を更にブラッシュアップしていきたい方向けの手法をご紹介します。
こちらも、学生をいかに見極めたいというより学生にいかに魅力に感じてもらえるかが重要になります。

優秀な人材は業界を超えて内定を取りますので、特に文系は他の業界も含め奪い合いになります。
その意味では、見極めるよりいかに選んでもらうかが重要です。
先程の面接の補足シートで理解を深め理解の齟齬をなくしていくなどの取り組みを行っていきましょう。
おそらく評価の高い学生は口頭で伝えただけでも理解はしてくれると思います。
ただ、その理解を更に深めるという意味では参考になる追加の情報があったほうが理解は高まりますので是非導入をご検討ください。

面接の補足シートなどの手法は、リクルーター制度の導入と合わせてやっていくといいでしょう。
リクルーター制度は、選考する面接官とは別に学生のフォローだけを専門にする人を用意して学生のキャッチアップを行っていく制度です。
リクルーター制度を導入することで、学生の本音のニーズや感覚を把握することができるでしょう。
リクルーターから得た情報を面接の中で自然に伝えることで意向を上げていくことができます。
イメージとしては、リクルーターは選考を考えずに自然と学生の価値観ややりたいことを探っていき、面接官からさり気なくそのような話をしてもらうようにします。
例えば、福利厚生面を気にしている学生には、面接でその話が出る前に自社の福利厚生の充実具合をアピールするといいでしょう。
応募者から見たときには、本音で思っていることを別人から聞くことで納得性が上がります。
そのため、ぜひこのような観点で行っていただきたいです。

改めて、ウェブ面接は2020年のパンデミックの影響でかなり一般的になりました。
ただその中身までこだわるという会社はまだまだ多くありません。
そのため中身にまでこだわっていきたいという企業様はプロ人事のHPを見ていただいたり、プロ人事のコンサルティングサービスを是非ご利用ください!

※この記事で解説したオンライン面接についての詳しい記事はこちら

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