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「組織を芯からアジャイルにする」第2章で心に残ったフレーズ

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こちらは、シン・アジャイルコミュニティのナレッジ共有マガジンです。 今回、書籍「組織を芯からアジャイルにする」の第2章から心に残ったフレーズをテーマにnoteを書いていただいて、…
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「最適化の呪縛」から抜け出せるか

「最適化」という言葉は通常ポジティブなイメージで使われます。「最も適した状態に近づける」という意味なので、当然ですよね。ですが、書籍「組織を芯からアジャイルにする」では「『最適化』という名の呪縛」という恐ろしげなフレーズがあります。これはどういうことなのか、考えてみましょう。 この記事は以下のマガジンへの寄稿です。 良いに決まってる!だって最適なんでしょ? 「最適」が「最も適している状態」だとしても「何に対して最も適している状態なのか」が大事になります。その問いに対して

「組織を芯からアジャイルにする」第2章〜第3章で心に残ったフレーズ 〜なぜアジャイルなのか・何を学んだのか〜

 心に残ったフレーズは何で、なぜ心に残ったのか。今回は「組織を芯からアジャイルにする」第2章と第3章が対象です。お題はこちら。 第2章 日本の組織を縛り続けるもの顧客とともに問うべき内容は何か  アジャイルでやる理由、やりたい理由としてよく聞くことばがあります。 「作るべきものがまだ決まっていない。だからアジャイルでやる」  文法に誤りはなく、そうだよねと同意してしまいそうです。しかし、このことばの話し手と聞き手それぞれの思いが異なっていると、食い違った解釈のまま【アジャ

【アジャイル】書籍「組織を芯からアジャイルにする」第2章で心に残ったフレーズ

第1章に続き、こちらに参加します。第2章から挙げてみます。 第1章の記事はこちら。 第2章で心に残ったフレーズお題としては引き続き、市谷氏の書籍「組織を芯からアジャイルにする」について第2章で心に残ったフレーズを挙げ、そこから思ったこと、考えたこと、取り組んだことなどを書いて共有していくものになります。 私が第2章で心に残ったフレーズはP70からの節にある になります。 行きすぎた「最適化」第2章は「日本の組織を縛り続けるもの」というタイトルであり、長年の失われた時