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【思考編-第27回】衆議院選挙の結果を振り返る…比例代表の結果は期待とイメージが造った

10月に行われた、任期満了に伴う衆議院選挙。大方の予想は、菅総理の退陣も踏まえ「自由民主党の議席大幅削減、大敗」だった。特にコロナ禍の医療機関のベッド不足などの対応と感染状況が作りだす「印象の良くない時期の選挙」でもあり、事前のマーケットリサーチではこのような調査結果と予想を評論家やメディアは伝えていた
しかし実際の結果は…確かに、個人戦となる小選挙区では野党共闘の数の効果で野党はそれなりに議席を確保したものの、個人の評価ではなく政党の政策やイメージが主体となる比例代表では大方の予想に反して「自民党の勝利、そして維新の躍進」という結果となった。

この話題は、本質の見抜き方や先見思考のテーマとしてとても面白く興味深い題材であり、皆さんにとっても日常の話題として馴染みやすく、また「過去の常識と、未来の非常識を対比して観るのに最適な事例」と思われるので取り上げてみました。

新しい形での自民党の総裁選挙の運営、そしてその中での女性候補者の台頭でオープンな政策論議やその後の任用など、衆議院選挙の前に自民党の新たなイメージは既に出来上がっていました。しかし今までの市場リサーチ方法ではこの「イメージの部分の事前把握」は困難!! 
今回はこれらの事を含めて、従来からの政治関係のメディア業界での推定方法ではなく、ブランディングや先見思考法などの手法分析を基に話をしてみました

ここから先は、動画で詳しく解説します。

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