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< プレミアムプラン特典>【対談編-24回、株式会社レイズ 登 俊介さん との対談-そのⅡ】 一般の規格を遥かに超える、特別なスペックに応えた…R35GT-R純正鍛造ホイールの開発

 同じ作りの公道を走って「クルマは、さまざまに違う個性」を愉しむ…。
人生はその真逆で、歩み続けると 何時かその人だけの道が自然に造られる…同じ道など何処にも無い … !!!
 私がその道の達人と認める人達は「何を追い掛け、そしてどんな道を歩み、切り開いてきた」のか…? そして、その裏では どんな想いや発想、そして行動で壁を乗り超えてきたのか…?
 今回は、R35GT-Rの走行性能や安定性を足元で支える、鍛造アルミホイールの企画&開発の達人 登 俊介さん そのⅡ です…。
特別なスペックで造られているR35GT-R用のホイール開発について、色々と語り合いました。

R35GT-Rは、どんな状況でも凄いタイヤのグリップ力を生み出すために、各タイヤに与える上下方向の最適な力(荷重)を「フロントのエンジンと、 4WDトランスファーやDCTトランスミッションを内蔵した リヤのトランスアクスル」の慣性力(重量)を使って造りだしています。
その結果、強力なタイヤのグリップ力は、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで、 7分40秒/LAP 以下のタイムで走ると、大型トラックを遥かに超える、6000kgf以上/ホイール の負荷荷重が一周当たり数回かかります。そして更に、地面とタイヤとのグリップ力が、ホイールとタイヤとの勘合力(接合力)を超えてしまうために、時には「ブレーキ制動や、フル加速」で「リムずれ」と呼ばれる、タイヤとリムが 回転してズレてしまう不具合も起こります。 市販車に向けに規定されている、一般車向けのロードホイールの製品保証用の規格規定を遥かに超える負荷が掛ります。 この様に「市販車に向けた市販部品の保証規定では、R35GT-Rの品質保証ができない項目は他にもいくつかある為、2007年のR35GT-Rの発表で、私は「社外品を使って改造した場合、品質保証はできない」というアナウンスをしたのです。

このように、R35GT-R用のホイール開発は厳しく、通常では考えられない、 皆さんも信じられないような様々な現象や不具合が起こりました。
そのようなことなども含めて、R35GT-Rのロードホイール開発責任者の登さんと、当時の色々なエピソードも交えて語り合いました。

今回伺った さまざまな話も 「今までにない 突出した新たな商品やサービスの開発で起こるトラブルや、生まれるプロセス、新しい分野の仕事に挑戦する際のアプローチの視点やマインドの持ち方」など、視聴される皆さんにとって、参考になるエッセンスが詰まっています。
 皆さんもビジネスの一助として、そして日常の中で観かけるニュースや話題などを正しく理解する為の裏情報として、楽しみながらご活用下さい。

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