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【クルマ編-第30回】HONDA CIVIC Hatchback EX

もはや大衆車としての面影を捨て、小粋で軽快な小型車として登場した新型 HONDA CIVIC。メインマーケットのアメリカ市場が生まれ変わらせた…

フォーマルな大衆4ドアセダンとして販売されていたトヨタカローラや日産サニーに対して、新たに市場参入した初代のCIVICはユニークな外観とスポーティーな走りでHONDAらしい独自の大衆車の商品像を市場に提案した。 しかしその後、生活密着型のコンパクト大衆車としてHONDAフィットがラインナップに投入されると、CIVICはメインマーケットであるアメリカ市場に適合させるため車両サイズも少しづつ大型化が図られ、顔つきも存在感や威圧感をアピールする派手な加飾に変化を続けてきた。

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今回の新型CIVICは、今までの大衆車という枠から完全に脱却し、小型車として生まれ変わった。
メッキ加飾や派手な凹凸顔で存在感を表現するクルマが多いアメリカ市場に対し、逆手を取ってメッキ加飾を廃してブラックフェイスの精悍でスポーティさを表現した外観となった。
更に、後席にはほとんど乗らないアメリカ市場を考慮して後席の乗り心地を少しトレードオフしてよりスポーティさと楽しさを強調したステアリングレスポンスの良い走りやスポーツカー並みに低い乗車姿勢の演出など、トヨタや日産では無い、HONDAらしさの個性の演出を意識したクルマ作りを感じる商品となっていた。
また、居室広さやラッゲージの大きさなどの実用性も十分確保され、今回のモデルチェンジはHONDAらしい工夫も感じる作りでもあった。

ここから先詳しくは、本編の動画をご覧ください。

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